投与2日目 ページ30
J side
「翔くん〜」
「はーい」
「できたよ〜」
「ぉ、ありがと。俺ももう終わる」
ベランダで、やたらとパンパン皺を伸ばしながら洗濯物を干してた翔くん。
ベランダに干されてる洗濯物たちは、
今日もちょっとだけ、カッコ悪い。
洗濯バサミがあと少しで飛んでいきそうだったり、
ズボンの紐がなぜかハンガーに巻き付けてあったり。
「ふふ、いい天気だね」
「ね、日が当たるととあったかい。
よし、終わったっ。食べよ食べよ」
「ふふ、ありがと。
翔くんのはそぼろ丼にしたっ」
「お、マジ？潤のは？」
「俺のは、たまごと〜豆腐の春雨スープ」
「ほぇぇ、その2品を、この時間で作り上げたわけ？」
「ふふ、翔くんもスープいる？」
「いるいる」
「ん、ふふ」
最初こそ遠慮してた翔くんも、
今では食べたいものを食べてくれるようになった。
一回目を経験してるから、
こういうことで罪悪感を感じないのは楽だなぁ。
「翔くん、テレビつけない？」
「つけない、」
昨日からずっと、電源がオフってる我が家のテレビさん。
しれっとしてるけど、意図的なことには気付いてる。
「……やばい？」
「…ん？……」
「ふふ、そんなに悪く言われてる？」
もぐもぐ口を動かす翔くんの、
そのぴくっと上がった眉毛、
分かりやすくて助かる。
「別に、悪くは言われてないよ」
「言われてない、けど？」
「……けど、…………残念がってる人は多い、」
「…そっか。……みんなは？4人は、大丈夫？
昨日、みんなに連絡するの忘れてたから」
「俺らのこと心配してくれてんの？」
「そりゃそうでしょ」
「ふふ。ぁ、そうだっ」
「ん？」
「相葉くんが、……ふふ、」
「え？相葉くんがなに、ふふ」
思い出し笑いをする翔くんは、教えてくれた。
「あまりにも記者の方が、潤のことばっか聞いてくるから、俺のことは興味ないんですか？！って、なんか自爆したって言ってたな、笑」
「ぇえ？ふふ」
「なんか、かまってちゃんみたいな奴になっちゃった〜って言ってた、ふふ」
「え〜そっか。やっぱ色々言われるよね。
まあでも、皆さんは上手くやってくれるから、ふふ」
「うん、お任せあれよ、笑」
「ふふ、ありがと」
やっぱり、嵐の周りが気になる。
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伶(プロフ) - 餡子さん» 餡子さん、ありがとうございます✨前回のも読んでいただけたみたいで、嬉しいです！これからまだまだよろしくお願いします☺️ (2022年7月23日 14時) (
レス) id: 9e9e184764 (このIDを非表示/違反報告)
餡子(プロフ) - この前、前回までのを読んだのでもしものお話がとても嬉しいです！ありがとうございます！これからも頑張ってください😊 (2022年7月18日 17時) (レス) @page31 id: e06a8e0f67 (このIDを非表示/違反報告)
伶(プロフ) - ナナさん» 私もこのお話だけは、読み返したことがあります！🫣まーったく、医療関係ではございません…（笑）少しでも違和感をなくしたいと思っているので、嬉しいです！ありがとうございます💜 (2022年7月6日 21時) (レス) id: 9e9e184764 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 怜さん、こんばんは(^^)リアル設定なのに…大好きー💜貴方と、~もまた読み返したくなってきました(´∀｀*)怜さん、ホントに病院関係のお仕事されてないんですか？内容がめっちゃリアルっぽいです😸 (2022年7月4日 20時) (レス) @page20 id: d658bfc4bc (このIDを非表示/違反報告)
伶(プロフ) - じゅんすきさん» こんばんは🌙コメントありがとうございます！このお話を最初から読んでいただけて嬉しいです…！！これからまだまだ続くのでよろしくお願いします☺️ (2022年6月30日 19時) (レス) id: 9e9e184764 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伶
| 作成日時：2022年6月12日 12時
