真冬の座談会 ページ37
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ジュン side
なりくんに、
あの日からずっと頭の中にあったことを伝えて、
綺麗にまとまらない言葉を伝えるだけ伝えて、
少し、軽くなった。
でも、なりくんからの爆弾発言(告白？)に、
一気に顔が熱くなったのが分かって超恥ずかしいけど。
だって、やっぱり好きだな、って、俺のことでしょ？
でも、うん。悪い気はしない。
あの日より、純粋に嬉しいって感じれてるから。
「潤くん、俺も少し話してもいい？」
なりくんを直視できないくらいには恥ずかしいけど。
「ど、どうぞ」
「ん？ありがと、ふふ。
俺から告白されてびっくりしたって話だけどさ、」
「うん」
「そんなの当たり前だからね？」
「ぇ？」
「俺もびっくりしたもん。
潤くんが好きだ、って、気づいたとき」
優しく笑うなりくんが、嫌々笑ってるようには見えないから、本音を話してくれてるんだなって。
「だから潤くんは、その事実を受け入れれるまでに、
俺の倍の倍の時間がかかっても当たり前なの。
俺だって初めてだったから。男を好きになるって」
「…なりくん……」
「潤くんがもっと魅力的じゃなかったらな〜〜」
「な、なに、を…、」
「ふふっ。きょどりすぎ。
俺のためにぐるぐる考えてくれるのは本っ当感謝してるけど、それで潤くんが病んだりしたら意味ないからさ。
それに潤くんは、俺に謝るようなことは何もしてません」
さっき、ごめんねって何回も伝えたからか、
ちゃんと拾ってちゃんと受け入れてくれたなりくん。
そういうところが、俺は好きだったな。
って、またひとつ気付けた自分の気持ち。
「じゃあ、なりくんはもう分かってるよね？」
「ん〜？」
「さっき、俺が、
なりくんを見捨てたわけじゃないってこと」
「ぁ〜、ふふっ、あれね？
ちょっと自信喪失しかけてたけど、
うん、今ちゃんと分かったかな」
「……ふふ、……誤解解けてよかった」
「てか、俺がごめんなんだけどね？
一丁前に張り合って、大人気なかった」
「ううん、だってそれは…、」
って、何を自分で言っちゃおうとしてんの…！
「だってそれは、俺が潤くんを好きすぎるあまり……、
のことだから、許してくれるの？ふふ」
「も、もぅ、」
「ふふっ」
この日、話したいことは話しておこうよって、
伝えたいことは伝えておこうって、どれくらいかな、
2時間くらいはあの公園にいたのかな。
さっむいのに、笑
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伶(プロフ) - nnmさん» ありがとうございます✨ひとまず、出会えたふたり。これからどうなっていくのかお楽しみください☺️ (2022年3月5日 16時) (
レス) @page11 id: 9e9e184764 (このIDを非表示/違反報告)
nnm - 楽しく読ませてもらっています。にのと潤くんが、どう出会っていくのか楽しみです！頑張ってください！ (2022年3月3日 12時) (レス) @page8 id: de96b447bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伶
| 作成日時：2022年2月26日 11時
