どういう状況？ ページ31
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SHO side
どうも、櫻井です。
非常にやっべえです。厄介です。
「潤は？いるんでしょ？」
「いや、だから、いないって」
「え〜？またまた。
翔がいるのに潤がいないってことはないでしょ〜」
「いや、常に一緒にいるってわけじゃないし」
「じゃあ、これ誰のグラス？」
「は？」
「これ。ひとつ余ってるじゃん」
目の前に座ってる奴は、女、は、
くるっくる巻いた髪に、露出多めの服装。
ドキドキも何もしない。寒いだろって思うくらい。
空いた潤の席に座るそいつは、
相葉くん達をよそに、呑気に居座る。
「お姉さん、潤くんの知り合い？」
ガチガチに、チラチラと様子を伺う相葉くんとは打って変わって、頬杖つきながらそいつに話しかけたのはにの。
「んふ、知り合い？」
「知らねえよ。俺に聞くなよ」
「じゃあ私が教えてあげる。私は〜、潤の彼女」
「元、な」
「へぇぇ。潤くんの元彼女さんなんだ」
そんなとこだろうなと思った、って小さく笑うにのは、
観察するようにそいつをじっと見つめてる。
「なにお兄さん、もしかして私のことタイプとか？」
「まさか、笑」
「へぇ…、じゃあ潤だ」
「…………、」
「ふふ、残念。私、この中だったら、
お兄さんがタイプだったのに〜。無理ですよ？」
「なにが？笑」
「潤ですよ〜。お兄さんも分かってるんでしょ？
……えっ、うそ、本気？そっちタイプ？」
「んふ、悪い？」
「別に？私からするとラッキーだし。だってお兄さん、
勝ち目なんかないじゃん。それついてる時点で」
「それって…、笑。おもしろいね、あんた」
「お兄さんほどでは、ふふ。
あ〜も、つまんない。早く潤呼んでよ」
彼女が軽くテーブルを叩いた音でハッとした。
2人の会話に空気に吸い込まれて忘れてた。
「だから潤は、」
「ぁ〜〜〜っ、潤！やっぱりいた」
「……は？？？なんでここにいんの？」
「ふふ、久しぶり？潤。
翔がいるのが見えたから、潤もいると思って」
「ぃや、何やってんだよ。みんなに迷惑かけないでよ」
「迷惑？かけられたのはこっちなんですけど」
「は？」
あぁ、最悪だし、何この状況。
てか智くん、貴方はいつまで枝豆食ってんの。
相葉くん、目飛び出そうだけど大丈夫？
そしてにのくん、どうしたの貴方。
そして潤、おめえが責任持て。
もう俺は知らん。
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伶(プロフ) - nnmさん» ありがとうございます✨ひとまず、出会えたふたり。これからどうなっていくのかお楽しみください☺️ (2022年3月5日 16時) (
レス) @page11 id: 9e9e184764 (このIDを非表示/違反報告)
nnm - 楽しく読ませてもらっています。にのと潤くんが、どう出会っていくのか楽しみです！頑張ってください！ (2022年3月3日 12時) (レス) @page8 id: de96b447bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伶
| 作成日時：2022年2月26日 11時
