分岐点がまた ページ12
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J side
「さとくん、早く。行くよ？」
「行くよ？って、携帯が無いって言うから探してたのに、
見つかったんなら言えや」
「あれ、言ってなかったっけ？え〜、言ったよ？」
「はいはい、てか上着は？」
「ぁ、」
「着てこんか。外寒いんだって」
「も〜、俺の方が先に準備できてたのに」
「……ふふ、よく言うよほんと、」
「ん〜？」
「んーん。よし、着たね」
あれから3日目、
お休みしてた理由を話すためにも、
予定より少し早く家を出ることにした。
「本当に入っちゃうの？
せめて駐車場入る前にかわろ？」
「かわんない」
「………はぁ、」
「ため息ぃ？」
「ぃや、さとくんに対してじゃなくて、自分に」
「……自分に？」
「うん。みんなには今から全部話すのにさ、
さとくんが免許持ってること隠そうとしてる時点で、
やっぱりまだ覚悟決まってないんだな〜って」
翔くんにはもちろんだけど、
翔くんだけに話すのも違うなと思って、
相葉くんとにのにも話があると伝えている。
「無理して全部話そうとしなくてもいいんじゃない？」
「ん〜………いつかの未来、あの人の口から3人に伝わるくらいなら、自分から言っておきたい……かな」
「そっか。大丈夫、俺がいる」
「んっ、何かあった時はよろしくお願いします、ふふ」
いつか、
どうせいつか。
あの人の口からあの3人、あの業界に。
バラされる時が訪れるくらいならば、
大事なあの人たちだけには
自分から伝えておきたい。
「だから覚悟決めろ俺〜〜」
「ふふ、時間はまだあるよ」
「……そう？……俺には、
聞き慣れた足音が聞こえるんだけど」
「……んふ。…待ちきれなかったか」
俺たちも、3人も。予定より早めの集合。
それだけ、
みんなが気にしてくれてるってこと、かな。
翔「松潤っ、」
雅「ふふ、早いね。おはよ」
和「ぉ、ほんとだ。おはようございます」
翔くんは『おはよう』すら忘れて、困り顔。
相葉くんは、少しオーバー気味に微笑んで。
にのはいつも通り、って言いたいけど、
定位置についてゲームを取り出さない姿からして、
��いつも通り風��な3人と俺らで、
今日も嵐がおそろいです。
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伶(プロフ) - 櫻宮さん» 最後までありがとうございました✨甘々が伝わって良かったです！（笑）またよろしくお願いします。 (2022年2月2日 12時) (
レス) id: 9e9e184764 (このIDを非表示/違反報告)
伶(プロフ) - ぴさん» ありがとうございます！ぜひぜひ新作の方もよろしくお願いします☺️ (2022年2月2日 12時) (レス) id: 9e9e184764 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 最後まで2人は甘い。笑そしてさとくんが潤に甘い。笑2人の甘い甘い生活堪能しました。素敵なお話ありがとうございます☺ (2022年1月31日 18時) (レス) @page27 id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 最後まで、素敵な2人の関係性が見れました。また、別のお話も楽しみにしています。 (2022年1月31日 7時) (レス) @page27 id: 2ec53b58cb (このIDを非表示/違反報告)
伶(プロフ) - 櫻宮さん» 櫻宮さん、ありがとうございました✨✨よろしければまた次回も、お会いできると嬉しいです☺️ (2022年1月30日 22時) (レス) id: 9e9e184764 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伶
| 作成日時：2022年1月10日 0時
