貴方と、僕と、僕たちと。３

ただ前に＿Ｏ ページ38

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「どう？松潤、進んでる？」

潤「ぁ、リーダー。おつかれ。
俺の方は行き詰まってるー」

「んふ、どうりで」







俺と翔くんの楽屋。

そこにまつもっさん。







まだ。嵐は復活してないけど、
写真集作成のために松潤は仕事を再開した。








もちろん、
まだ世間には公表してないから内緒だけど。








潤「ねぇリーダー、どう配置したら伝わる？」

「んぇえ、俺に聞く？んふ」

潤「だって、リーダーは絵とか個展とかで
立派に想い伝えてきてるからさぁ」

「んー、一旦さ松潤が思うままにページ埋めちゃお」

潤「俺が思うまま？」

「うん、そう、思うままに。松潤は、
全体図が見えてからの方がしやすいんじゃない？」

潤「そっか、うん。分かった！
ありがとう、リーダー」

翔「さぁすが、大野さん。
アーティスティックだねぇ」

潤「ぁ、翔くんっ、おつかれさま」

翔「んっ、ありがとう。潤もおつかれっ」

「おつかれーい」









テーブルの上には沢山の写真。

パソコンに取り込めば画面上でも作業はできるけど、
松潤は現物を触りながら決めていきたいって。






分かる、俺もだよって。笑

そうした方がね、伝わんだよね。

想いとか熱量とかが。……多分、笑。









翔「潤、先帰っとく？」

潤「んーん？翔くんと一緒に帰る」

翔「俺あと１本あるよ？待てる？」

潤「うんっ、これしてる」

翔「ん、分かった。ちゃんと休憩しながらしなよ？」

潤「はぁい」









没頭する癖あんだからって、

翔くんからの注意にこくこく頷く松潤。









潤「え、ちょっとリーダー？何撮ってんの」

「んー？…んふ、素直な松潤。
これも写真集に載せてよ、ふふ」

翔「んは、いいね、」

潤「ちょっと？ボツかどうかは俺が決めるの」

「ぁあ、採用されますように」

翔「されますように、笑」









そんな姿、みんなも見れるといいね？








まぁ、見れるか見れないか。
ぜひ写真集を手に取って確認してみてください、笑。







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