貴方と、僕と、僕たちと。

分かってる、貴方のことは＿Ａ ページ18

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潤「……………ぇえ、俺のボツ？」


智「…うん、ボツかなぁ……」


潤「そんなぁ……俺の力作が……ふふ」


翔「こーら、強がりません。
……おいで……って、背中熱くない？」









無理して笑う松潤を、そっと抱きしめた翔ちゃん。









和「ぁ、潤くん、背中痛むんでしょ？」


潤「…………っふふ……調べた？」


和「……ぁ、うん……ごめん。
術後の痛みに出る症状でよくあるって……」


潤「…へぇ、そうなんだ。
俺知らなかったんだけど、」


翔「……ハグするのも一苦労ってわけか」


潤「ちゅーならできるよ、んふ」


翔「んな、ぇ？ぉい、」


智「珍しく松潤強気じゃんー、
恥ずかしいって言わないの？ふふ」


潤「だって、ずっとしてないから」


和「っふふ、潤くんが強気になった時の翔ちゃんって
免疫めちゃめちゃ弱いよね？動揺しすぎ、」


翔「だ、だって……きゅ、急にそんなこと言うから」









凄いなぁ、みんな。

松潤が笑ってる。




いつもの俺たちでいてあげることが、

松潤にとって1番効き目のある治療なのかな。









潤「相葉くん…？……どうしたの？」

「えっ？…俺？」

潤「なんか、ずっと静かだから」

「ぁあ、いや、ううん……かわいいな、って」

潤「え？」

「松潤、かわいい」

翔「…ぅおいおい、なんだって？」

潤「ふふ、かわいいって、俺……おじさんなのに？」

智「こらぁ？おじさんやめろー？
1番年下にそれ言われると俺はどうなんの？」

潤「……ふふっ………」









いいなぁ、嵐って。









やっぱり、５人で嵐だなぁ。

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