月明かりの下で、君と約束をしよう3 (ページ16)

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第九十話ページ16

ドラコside

ドラ｢(はぁぁぁぁぁぁ)｣

ドラコは自分の部屋に戻り、ベッドにダイブした。

僕は言った、言ったんだ。

あの場で確認しなくてもよかったんだが、周りの奴ら(特に男子)がサクラを誘ってみよう、とか実は狙ってる、とか言っているのをたまたま聞いたので、思わず体が動いてしまった。

彼女を、独占したい気持ちが込み上げてきた。

僕は深くため息をついた。

そして、シャワーを浴びて一度頭を整理した。

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---女子寮---

ハー｢それで、貴女、いつドラコに誘われたの？｣

『闇の魔術に対する防衛術の授業の後です。』

キャーｯｯ、っと女子たちから黄色い声があがる。

私はしーーっと口の前に人差し指を当てる。

『ほ、ほら、みんな寝ましょ！
お話はお終い！』

私とハーマイオニーだけになると、ハーマイオニーは私に耳打ちした。

ハー｢ホグズミード、楽しんでね。｣

『うん。』

ハー｢多分...
多分だけど、きっとドラコも、貴女も...｣

ハーマイオニーは何かを言いかけたが、なんでもないわ、と言って眠ってしまった。