5 ページ5
・
「もーめちゃくちゃ感動しちゃったよー。あの最後のシーンやばくなかった？」
「えっ、あ、うん。マジでやばかったわ！」
「ねーっ。あの終わり方だと絶対に続編あるよね？また一緒に観よっ？」
「だな！」
また一緒に観こうなんて今までもよくあったことなのに、今の俺はその一言だけで勘違いしそうになる。
Aの時みたいに、気持ちを伝えられないまま後悔したくない。
今回はちゃんと自分の気持ちを伝えたい。
◇
「なぁ、千賀。山野って好きな奴いんのかな。」
「えー。ニカ、どうしたの？」
「あ、いやっ！なんつーかちょっと気になっただけっていうか深い意味は無いっていうかっ！」
うわ、やべ。
鈍い千賀でも流石に今ので俺の気持ちに気づいちゃったかな。
「好きな人かー。そういや聞いたことないかも。いないんじゃない？」
「うん、だよな。」
好きな男もいなそうだし、タイミング的にチャンスな気がした俺は、文化祭前に告って恋人として山野と文化祭をまわる妄想までしていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 373人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にかみつば(プロフ) - ななこさん» わー！嬉しいです(^-^)横尾さんの不器用なツンツンした優しさが私も大好きです！横尾担の方に好きと言ってもらえて感激です☆ (2021年5月21日 10時) (
レス) id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 横尾先生の話めっちゃ好きです！私横尾担なので不器用だけど可愛い横尾さんを書いてもらえて嬉しいです♪ (2021年5月21日 10時) (レス) id: 5b7031692d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にかみつば
| 作成日時：2021年5月20日 10時
