あなたのことが好き (ページ6)

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宇野家ページ6

西島side

ピーンポーン

宇野「はーい！」

西島&日高「お邪魔しまーす。」

西島「いきなりでこめんね(^人^)」

宇野「ううん。全然いいよ。でもどうしたの？」

西島「なんか色々話したくなってね。聞いてみたいこともたくさんあるしね。」

日高「宇野ん家って綺麗だな。お母さんは？」

宇野「そんな綺麗じゃないよ笑まだ仕事。
今日は夜遅くなるって言ってた。だから遅くまで居てていいよ。」

西島「そうなんだ。でもすぐ帰らなきゃ迷惑でしょ？お父さんも帰ってくるし。」

宇野「お父さん居ないから…。大丈夫だよ。」

西島「ごめん。」

宇野「ううん、謝らないで。お父さん去年交通事故で死んじゃってさ。
だからこっちに引っ越して来たんだ。」

明るく振る舞ってるけど、色々抱えてたんだ。

宇野ちゃんはいつもよりとても細く、小さく見えた。

西島「そうだったんだ。話してくれてありがとう。」

宇野「暗くしちゃってごめんね。
あっお腹空かない？日高くん寝ちゃってるね笑」

西島「うんお腹空いた。日高ー！」

日高「…ん。なに？」

宇野「日高くんお腹空いた？」

日高「うん。ぺこぺこ笑」

宇野「ちょっとつくるから待ってて。
オムライスでいい？ミニだけど。」

西島「え！宇野ちゃんそんなこと出来んの？」

宇野「うん。ちょっとだけね。
自分でご飯つくること多かったから。」

日高「すごいね。ありがとう。」

西島「ありがと。手伝おうか？」

宇野「ううん。お客さんだから座ってて。」

西島「そっか。ありがとう。」

日高「俺が寝てる間宇野となんかあった？」

西島「いや、別に。」

お父さんのことは宇野ちゃんの口から話せばいいよね。