検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:16,907 hit

Childhood friend…50 ページ1

山口「A!少しだけサーブ見てくれない?」





合宿3日目


午前の練習が終わって荷物をまとめていると
忠くんに声をかけられた


昼食の時間も限られているので
少しだけならと了承してコートに向かう


一息置いて彼は現在練習中の
ジャンプフローターサーブを打った





山口「どうかな?前よりは良くなったと思うんだけど」


A「うん!フォームもしっかりしてきたし、短期間でここまでできるなんてすごいよ!」


山口「そこまで褒められると照れる」





少し赤みのかかった頬で
照れくさそうに笑う忠くん


つられて私も笑顔がこぼれた


それから忠くんは数本サーブを打って
練習を切り上げた


一緒に食堂へと向かう途中で
忠くんは先ほどとは違う声色で口を開く





山口「Aはさ。ツッキーのこと、どう思う?」


A「えっ!?」


山口「ツッキーがああなのはいつものことなんだけど。…みんな今回の合宿は特に力入れてるし、ツッキーも何か自主練とか…しないのかなって……」


A「あ、そっちね」


山口「え?」


A「ううん、何でもない!」





私の気持ちが忠くんにバレたのかと
一瞬ドキッとした


忠くんの表情は真面目だけど
不安が混じっていて


心から蛍のことを
友達として大切に思っているんだと感じる





A「…本当は本気でバレーしたいのに、それでも割り切れないって感じかな。……私のせいでもあるから、私からは何も言えないんだけどね」


山口「そんなこと…」


A「あるんだ。そして必ずしも私みたいになるわけじゃないって、理解してるのもわかってる。だけど…」

Childhood friend…51→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
110人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー!! , 月島蛍 , 蒼月
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

蒼月(プロフ) - りーさん» コメントありがとうございます^^すぎるくらいの幸せな二人を書きたかったので、そう思って貰えて嬉しいです!応援ありがとうございます! (2016年1月18日 9時) (レス) id: 045a0ed3fd (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - すごい幸せそうでキュンキュンしました!こういうほのぼの恋愛大好きです!これからも応援してます! (2016年1月18日 1時) (レス) id: 1203067f9a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蒼月 | 作成日時:2015年2月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。