わたしは大丈夫だよ【d!】

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※家庭崩壊･流血表現注意





『ﾊｧ…ﾊｧｯ…ただいま……ｯ』




靴を脱ぎ捨て急いで部屋へ向かう









･


















『…いつもよりひどい』



ぐちゃぐちゃな部屋


そこら中に割れた皿や破かれた本や洋服がちらばっている

ソファーはお兄ちゃんがカッターでギタギタに

テレビはお父さんがゴルフバットでボコボコに


…昔家族4人で撮った写真も


お母さんが写真立てを落として割れてしまった









『……お母さん』



母｢､､！Aちゃん帰ってきたのね…おかえりなさい｣


母｢私なんて生きる価値ないよね…こうやって迷惑ばかりかけて……｣









そう言うお母さんの左手首は

いつもより何倍もカッターで切られていて








“このままじゃ死んでしまう”








と思えるほど真っ赤に染まっていた









『お母さん…やめて、？お母さんに生きる価値はあるよ、、現に私が今死なないでほしいと思ってるから』



｢でもAちゃんはこんなお母さんいらないでしょう…？だったら死んだ方g『お母さん！』ｯごめんね……｣


『…お母さん、大丈夫だよ？私は大丈夫だから、、死なないで、？』









持っていたハンカチでお母さんの左手首を抑える



背中をトントン、と叩いているといつのまにかお母さんは寝ていた









『…自分の部屋行くか』

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