異世界人は今日も偽り続ける【ツイステ】

寮分け ページ6

――一方その頃―――
【鏡の間＿＿入学式会場】
赤髪の男「＿さ、これで入学式と寮分けは終わ
りかな?
いいかい新入生達、ハーツラビュル寮では僕が法律(ルール)だ。
逆らう者は首をはねてやるから、そのつもりで。」

獅子の耳を持つ男「…ふぁ〜あ、やっとかったるい式が終わった。さっさと寮に帰るぞ。
サバナクロー寮、ついてこい。」

眼鏡の男「新入生の皆さん!この度は入学おめで
とうございます!皆さんが充実なした学園生活を送れるよう、オクタヴィネル寮、寮長として、精一杯サポートさせていただきますよ。」

美しい男「それにしても学園長はどこに行っちゃったのかしら?式の途中で飛び出て行っちゃったけど…」

タブレットの声「職務放棄………」

ターバンの男「腹でも痛めたんじゃないか?」

　 バーーーーン
ｸﾛｳﾘｰ「違いますよ！」
赤髪の男「あ、来た。」
ｸﾛｳﾘｰ「全くもう、新入生が一人足りないので探
しに言っていたんです。」
ｸﾛｳﾘｰ「さあ、寮分けがまだなのは君だけですよ
狸君は私が預かっておきますから、早く闇の鏡の前へ。」
ｸﾞﾘﾑ「ふぐぐーーー!!」

闇の鏡ってもしや顔がついてる、あれ？
あと、今気づいたんだけど、ここ、“男しか”
いないのでは…?入学式だから全校生徒いるはず…でも、男、男、男、…え、この学園、女子が
見当たらないんだが…?

闇の鏡「汝の名を告げよ。」

わっ!!し、喋った…!?
貴「え、ええと…ユウです。」

闇の鏡「ユウ………」
闇の鏡「汝の魂のカタチは……………」
闇の鏡「わからぬ。」
ｸﾛｳﾘｰ「なんですって?」
闇の鏡「この者からは魔力の波長が一切感じら
れない……色も、カタチも、一切の無である。」
闇の鏡「よって、どの寮にも相応しくない!」

ありえない!→←ＮＲＣ

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