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「なんか腹減らない？」
「ろーどーしちゃったからねぇ！どっか寄ってこーよ！」
「ごめん。俺パス」
「また女の子ー？」
「カラオケだって。マジでだりぃ」
「なら断れば良いのに」
「…ま、みんなのじゅったんだからしゃーねーべ？」
「…よくやるねぇ」
何処か呆れたように松村さんが呟いたのと同時に、お兄ちゃんのスマホが鳴り始めた。
多分お姉さま方の誰かなんだろう。
「A、1人で帰れる？」
「もう高校2年生だからね」
「ん。じゃあ気ぃ付けて」
私の頭にポンと軽く触れてから、お兄ちゃんは空き教室を後にした。
「俺らも行きますか」
お兄ちゃんとしょっちゅう一緒にいるせいかみんな仲良くしてくれるけど。
当たり前のように言う高地くんの�牴兇薛瓩涼罎砲和進�私も含まれてる。
でも類は友を呼ぶとはまさしくこの事で、お兄ちゃんの友達も揃ってイケメンばかり。
�爐澆鵑覆里犬紊辰燭鶚瓩箸�言っちゃうお兄ちゃんとは違って、ちゃんと彼女を大事にするだけで(今はみんなフリーだけど)、とてもよくモテるのだ。
そんな中に女子1人でいたら後が怖い。
お兄ちゃんか陽奈ちゃんでもいたらまだ良いけど、出来れば遠慮したい。
「ごめんね。私も帰ってご飯作らないと」
「頑張って掃除手伝ったのにー？」
「…うぅ、慎ちゃんごめん」
「…俺もパス」
「え〜？！こーちは？こーちは行くよね？」
「そんな目で見られたら断り辛ぇよ」
大きな体でウルウルと目を潤ませて高地くんを見るジェシーくんがあんまり可愛くてギョッとする。
高地くんもそれに負けて、結局3人で行く事で話は落ち着いたらしい。
�爐犬磴△�〜�瓩伴蠅鮨兇蠅覆�ら3人が賑やかに帰って行った。
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作者名：メロン | 作成日時：2024年1月2日 20時
