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ヘ「と、とにかく...どうぞ。」
『どうも、っと...』
[シュタッ]
ヘ「あの、後ろのお二人は?」
ド「ドリーでス」
ム「ムーです。」
『あぁ、連れですのでおきになさらず。それで、どんな夢を見るんです?』
ヘ「は、はい。えっと...誰かが、首をしめてくるんです...最初はそれだけですんだんですけど...」
『最初?』
ヘ「はい、続いてるんです...首をしめるだけじゃなくて、何か、黒い何かが、僕をギュっとしめてくるんです。腕、足、頭、一番しめてくるのは胸元なんです...怖くてたまらなくてっ...!」
『そうですか...えっと、何か過去にあったりはいたしますか?』
ヘ「えーっと...過去...ずーっと昔ならあります。」
『ほう...』
ヘ「僕、こんな性格なのでいじめられていたんです...。殴られて蹴られて物を隠されて陰口を叩かれて冤罪ふっかけられて...苦しかったです。人にはいっても、信じてくれませんでした。ずっと、それが今でもからまった感じで...」
『そうですか...夢、とは実際の出来事を整理するため?というか...そんなような形で出来ているんです。だが...今、思い出すのはおかしい...』
ヘ「最近、そのいじめっこの主犯がひっこしてきたんです。」
それが理由では???まぁ、ようはそれを取り除けばいい。
『では、こちらを差し上げます。』
ヘ「これ、は?」
『星をすりつぶし、カプセルにしたものです。これを1日、一回、時間は決まっていませんので“必ず”飲んでください。もし、もしも、耐えられなくなったのであれば...こちらを...これは...過去をけす薬です。ふくさよuヘ「ありがとうございます!」え、あ、ちょ...』
{切ります}
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作者名:チョコ狐 | 作成日時:2021年1月27日 23時