Destiny ～３～【ars】 (ページ3)

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どうしよページ3

大野『…だから？』

A『…………え？』

松本『せっかくくれた休みなんだから、休めばいいんだよ。』

A『でも…っ。』

大野『みんな。Aちゃんが休みで文句ないよな？』

相葉『異議なし！』

櫻井『もちろん。』

松本『当たり前。』

二宮『反対…』
大野『黙れ。』

二宮『…………………………。』

A『…みんなありがとう。…旅行……いっていいかな？』

相葉『やったー！』

数日後、私達は日本を離れた。

――――青い空、青い海、美しい緑の山。

A『素敵……。』

ガイドに案内された私達の泊まるところは、相葉さんの願いが叶い、水上コテージだ。

９部屋が海上に並ぶ。

１人一部屋。

私達６人だけ日本人であとは海外からの観光客が宿泊しているそうだ。

松本『ってことは』

櫻井『完全なプライベート！』

みんな嬉しそうで、私も嬉しくなる。

……１人をのぞいて。

A『二宮さん？』

二宮『…………………………ん？』

なによ(笑)こんな素敵な景色みてもまだ不機嫌なの？(笑)

海の上のコテージまで、１本の道をみんなで歩く。

本当に素敵……。

この賞与を満喫しよう！

二宮『………暑い。死ぬ。』

コテージの前でみんな別れる。

水上コテージなんて初めてだ。

中に入ると…………

A『…………。』

言葉を失うほどの、高級感。

ラグジュアリーで、でもリゾート地のホテルっぽくて…。
正直観光旅行は初めてで、だから宿泊先もこんなリゾートホテルは初めてで…

とにかくすべてが最高だった。

それに……なんと５泊も出来るというのだから最高の連休だ！

荷物をその場に置き、ベッドへダイブする。

A『…あは。最高。』

床は所々がガラスになっていて、下を覗けば海の中になっている。

テラスはそのまま海に飛び込めるようになっていて、藤で出来た大きなラウンジチェアやソファーが置いてある。

パウダールーム、バスルームと、すべてを見て回って………

A『はぁ…。夢みたい。』

こんな素敵なところ、自分だけでは絶対訪れることはなかっただろう。

じいさんに感謝だな。

よし！満喫するぞ！

持ってきた荷物を開け、一通り片付けると持ってきたワンピースに着替えた。

宿泊先が〔アダルトオンリー〕なので少し大人っぽく、オフショルの黒のマキシ丈ワンピース。

とりあえず……どうしよ。