story33 ページ34
JK『テヒョンはホントにいい人だよ』
「分かるよわたしも。
何も考えてなさそうで、ホントはすごく周りを見てるよね」
ジョングクは分かってんじゃん、そう言いたそうな表情で口角を上げた。
「このまま学校行きたくないな〜」
JK『うん。じゃあサボろう』
「サボろ〜」
JK『よしゲームだ〜』
ジョングクは近くに置いてあったゲーム機を取り出して、片方をわたしに預けた。
「え、ただのノリで…
JK『ノリでサボろ。
たまにはこういうのもアリでしょ』
いつものジョングクなら、真面目に学校へ行くべきだと言ってくるはずなのに。
ジョングクの目は本気だった。
「じゃ……そうする」
こうしてわたしたちのサボりが決定した。
・
この時にわたしは気づくべきだった。
いつもと容子の違うジョングクが、どうしてわたしと学校をサボると決めたのか。
それに気づかずに浮かれていたわたしは、本当に馬鹿だった。
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kumitake84(プロフ) - 受験勉強頑張ってくださいね!更新できる時で良いです。楽しみにしています! (2021年10月10日 0時) (レス) @page36 id: f676af609a (このIDを非表示/違反報告)
ルウナ(プロフ) - kira rinさん» コメントありがとうございます!本当に素敵な曲で、それをイメージして書いています!期待に添えるよう、がんばります(*^^*) (2021年10月4日 20時) (レス) id: 76db9cd592 (このIDを非表示/違反報告)
kira rin(プロフ) - 米津さんの作品は、想像膨らみますよね。ハチPのころから好きなので題名に誘われて読んだら…良作じゃないですか☆頑張って下さいね!期待してます(*´∀`)♪ (2021年9月29日 2時) (レス) @page1 id: 0447791661 (このIDを非表示/違反報告)
ルウナ(プロフ) - KARINさん» わああ、初コメント本当に嬉しいですありがとうございます!!頑張ります^^ (2021年9月21日 13時) (レス) id: 76db9cd592 (このIDを非表示/違反報告)
KARIN(プロフ) - すごく面白いお話っ!頑張ってください!心の底から応援させて頂きます! (2021年9月21日 11時) (レス) id: 45c5b863c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルウナ | 作成日時:2021年9月20日 23時