story23 ページ24
テヒョンがそう言った後、勘違いだろうか。
わたしを抱く力が徐々に強くなっていくように感じたのは。
警戒?動揺?
聞き返したいのに何も言えない。
テヒョンからも何も言うことはなくて、その沈黙がこれ以上は聞くなと訴えているような気もして。
ただ何だかモヤモヤするばかりで、このまま眠れそうもない。
わたしは絞り出すように声を出した。
「床、痛い…………………」
とりあえずの、沈黙を遮る何かが必要で。
そう言うとテヒョンはわたしを無言で持ち上げ、ソファへと運んでくれた。
運んだあともわたしも抱きしめて今度は本当に眠りに入ろうとするテヒョン。
わたしも寝ないと。
そうしてわたしも目を閉じた。
頭を撫でる大きくて優しい手を感じながら、わたしは眠りに落ちていった。
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kumitake84(プロフ) - 受験勉強頑張ってくださいね!更新できる時で良いです。楽しみにしています! (2021年10月10日 0時) (レス) @page36 id: f676af609a (このIDを非表示/違反報告)
ルウナ(プロフ) - kira rinさん» コメントありがとうございます!本当に素敵な曲で、それをイメージして書いています!期待に添えるよう、がんばります(*^^*) (2021年10月4日 20時) (レス) id: 76db9cd592 (このIDを非表示/違反報告)
kira rin(プロフ) - 米津さんの作品は、想像膨らみますよね。ハチPのころから好きなので題名に誘われて読んだら…良作じゃないですか☆頑張って下さいね!期待してます(*´∀`)♪ (2021年9月29日 2時) (レス) @page1 id: 0447791661 (このIDを非表示/違反報告)
ルウナ(プロフ) - KARINさん» わああ、初コメント本当に嬉しいですありがとうございます!!頑張ります^^ (2021年9月21日 13時) (レス) id: 76db9cd592 (このIDを非表示/違反報告)
KARIN(プロフ) - すごく面白いお話っ!頑張ってください!心の底から応援させて頂きます! (2021年9月21日 11時) (レス) id: 45c5b863c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルウナ | 作成日時:2021年9月20日 23時