五条家の落し物4【呪術廻戦】

195 - リクエスト ページ35

【みるたそさんリクエスト】 泡3


＊


五条
「かぷり。」


A
「ひゃあっ！？」


急に首筋を甘噛みされた。


A
「首噛むな！！」
「何してんのアンタ！」


五条
「いや〜、つい、ね？」


A
「何がつい？？」


ケラケラと楽しそうに笑う悟。
…コイツ湯船に沈めてやろうか。


五条
「Aの首筋綺麗だから噛みたくなった。」


振り返れば、悟は悪そうな笑みを浮かべてこちらを見ていた。
その濡れた髪と肌が彼を色っぽく魅せた。


＊


A
「…顔がいいってずるい。」


五条
「ん？なんか言った？」


A
「なんも。」


シャワーで髪を流している悟にはどうやら言葉が聞こえなかったらしい。
泡まみれのその姿は何とも形容し難い大人の色気を纏っている。
私も彼と同じ歳になったらそんな色気がつくのだろうか？
無防備に向けるその背中に少し、好奇心が湧いた。
指を伸ばし、悟の筋肉質な背中をつぅーっと下へなぞった。


五条
「っ！ちょ、A！？」


その驚いた表情と反応に思わず頬が緩む。


A
「弱点、見っけ。」


＊


どうやら背中が弱いらしい。

196 - リクエスト→←194 - リクエスト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す