五条家の落し物4【呪術廻戦】

176 - 番外編 ページ16

【タイムスリップ7】 クソガキ


＊


高専時代 五条
「意味わかんねぇんだけど。」


私が六眼を持った経緯、ここに来た経緯を簡単に話した反応がこれだ。
まぁ、当たり前か、驚くのも無理ない。


高専時代 五条
「…じゃあ、お前は本当に未来から来たわけ？」


A
「たぶんそう。」


高専時代 五条
「過去にタイムスリップとか映画じゃあるまい…。」
「変な呪具があるもんだな。」


A
「同感。」


映画かよ！と、突っ込みたくなる呪具だよホント。
元に戻ったら即刻処分だ。
粉々に叩き割ってやる。


A
「そんで帰り方を探してるんだけど。」
「なんか知らない？」


高専時代 五条
「俺が知ってると思うか？」


A
「だよねー。」
「しょーがない、取り敢えず悟と合流するかぁ。」


高専時代 五条
「あ？」


A
「お前じゃない方の悟ね。」


高専時代 五条
「…クソガキ。」


A
「あ？」
「ガキって、お前と1つしか変わんねぇよ。」


高専時代 五条
「はぁ〜？」


やだもう、すっごい喧嘩売ってくるコイツ。
これ本当に悟？
28歳の大人の余裕がある悟が恋しくなったよ、少しだけね。


A
「ほら行くぞ。」


高専時代 五条
「何仕切ってんだよ。」


＊


17歳五条悟。

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