五条家の落し物4【呪術廻戦】

165 - リクエスト ページ5

【みるたそさんリクエスト】 光を背に


＊


今日は恵と任務が一緒だった。
廃ビルに出る複数の呪霊、その討伐。
かなり数がいたが、恵がいたおかけで難なく終わらせる事ができた。
それにしても、


A
「あー、つっかれたぁ…。」


疲れるもんは疲れるし、お腹も減った。
皆さん是非とも2時間ぶっ通しでやってみて欲しい。
絶対疲れるから。


A
「疲れたし、お腹減ったぁあ。」


伏黒
「…飯でも食いに行くか？」


A
「行く！」


＊


A
「美味しかった！恵ご馳走様！」


恵オススメのお店へ行き、ついでに奢って貰った。
ありがたい。


伏黒
「…まだ時間あるだろ？」
「この間いいもん見つけたんだ。」


＊


そう言って連れていかれたのは、少し開けた広場。
そこには綺麗なイルミネーションが光っていた。


A
「イルミネーションだ。」
「珍しいねこの時期からやってるの。」


伏黒
「お前確か好きだったろ、こーゆーの。」


A
「よく覚えてたね。」
「去年は忙しくてイルミ見てなかったな。」


去年は色々あった。
親が死に、私は高専へ入学。
呪術を学び、呪いを祓うことで精一杯だった。
今、こうして落ち着いて見ていられるのは悟のおかけだろう。
彼がいなかったら今頃どうなっていたか。
考えるだけでも恐ろしい。


A
「ありがとう、恵。」
「綺麗だね。」


＊


光に笑い。

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