五条家の落し物3【呪術廻戦】

134 - 番外編 ページ24

【小さくなりました6】 五条side 叩き起すさ


＊


伏黒
「これからどうするんですか？」


僕からAを奪い取った恵は何事もなかったかのような平然とした顔でそう僕に問いかけた。
小さなAを大事そうに抱き抱えているその姿は、いつもの恵からはとてもじゃないが想像もできない。

当のAはなぜか満足そうだ。
抱っこするの僕じゃなくていいのか。
さっきまで僕にしがみついてたのに…。悲しい。


五条
「A〜。」
「なんでそっち行っちゃったの〜寂しいよ〜。」


伏黒
「人の話聞いてます？」
「てか、その呪詛師はどうしたんですか？」


釘崎
「まさか逃したんじゃないでしょうね。」


五条
「僕が逃すなんてヘマすると思う？」
「もう捕まえてるよ。でも…。」


伏黒&釘崎
「でも？」


五条
「ボコりすぎて意識不明なんだよね！」


虎杖&釘崎&伏黒
「はぁ…。」


僕の言葉を聞いた3人は同時にため息をついた。
自分でもやり過ぎたとは思ってるよ一応ね。
手足潰すぐらいにしとけばよかったかな。


五条
「まっ、とりあえず皆でAの事見ててよ！」
「その間に呪詛師叩き起こしてくるからさ。」
「それまでAの事よろしくね。」


釘崎
「なんでアンタが保護者ヅラしてんのよ。」


＊


五条
「さーて、頑張るぞー！」

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