133 - 番外編 ページ23
【小さくなりました5】 五条side 一年ズ
＊
釘崎
「はぁ！？それがA！？」
僕の腕の中に収まる小さなAを見て、ありえないとばかりに眼を見開いた。
五条
「そうだよ。」
「ねー、A。」
釘崎
「うっそぉ…。」
虎杖
「え、マジ？」
伏黒
「確かに見た目はAだけど…。」
3人の疑う様な視線が腕の中のAに集まる。
小さい彼女は人見知りなのか、3人を見ると直ぐに僕の胸へと顔を埋めた。
Aは僕の服をギュッと掴んで離さない。
五条
「こらこら、3人ともAを怖がらせないでよ。」
釘崎
「だって急にこの子がAだって言われても…。」
伏黒
「五条先生、誘拐でもしてきたんじゃないですか？」
五条
「恵は僕をなんだと思ってるの…？」
「ほらA、お友達だよ〜。」
僕の言葉を聞いたAは恐る恐るといった表情で3人を見た。
虎杖
「あー！確かにAじゃん！」
釘崎
「本当だ…。」
「まんまちっちゃいAね…。」
素直に驚く2人とは引き換えに、恵は信じられないのか無言で眼をパチクリしている。
五条
「また変な呪いにかかったみたいでさ。」
「Aこんなんなっちゃった。」
A
「こんにちわ…。」
蚊が鳴くような小さな声。
伏黒
「…まさか記憶もないんですか？」
五条
「そ！まるっきりないみたい。」
虎杖
「俺、虎杖悠仁！よろしくな！」
Aに視線を合わせ、自己紹介をする悠仁。
A
「ゆうじくん…？」
虎杖
「ほら！伏黒と釘崎も！」
悠仁に促され2人ともAの前に出る。
釘崎
「全くしょうがないわね…、釘崎野薔薇よ。」
「よろしくねA。」
伏黒
「……伏黒恵。」
五条
「恵そっけなーい。」
伏黒
「いいでしょ別に。」
3人の名前を教えてもらったAは、少し考え込んでから口を開いた。
A
「ゆうじくんとのばらちゃん、めぐみくん？」
そう言ったAは首を傾げて恵の事を不思議そうに見つめる。
伏黒
「…なんだ？」
A
「めぐみくんはどうしてめぐみってなまえなの？」
その言葉を聞いた恵はハッと息を呑んでAを見つめた。
その視線の中には昔を懐かしむようなそんな雰囲気があった。
A
「どうしたの？」
伏黒
「…いや、なんでもない。」
恵はフッと笑ってAの頭を撫でた。
＊
昔の2人。
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mito(プロフ) - みんとさん» こちらこそありがとうございます！他にもリクエストありましたらお願いします！ (2021年2月25日 21時) (
レス) id: bf0506b15b (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - mitoさん» ありがとうございます!! これからも応援します!! (2021年2月25日 21時) (レス) id: 10875fa8fc (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みんとさん» リクエストありがとうございます！！五条家の落し物4で書かせて頂きます！ (2021年2月25日 20時) (レス) id: bf0506b15b (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - 突然すみませんm(｡>__<｡)m五条先生へのプレゼントを恵くんか虎杖と買いに行っているのを五条先生に見られて、喧嘩しちゃうのとか見たいです……!! (2021年2月25日 20時) (レス) id: 10875fa8fc (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» いえいえ！ネタ切れになりつつあるので、リクエスト下さると本当に助かります！他にも何かありましたらお願い致します！笑 (2021年2月23日 16時) (レス) id: bf0506b15b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mito | 作成日時：2021年1月29日 5時
