91 - 本編 ページ31
【気持ち2】 ただいま
*
ガヤガヤと皆で騒いでたら硝子さんにうるさいと怒られてしまったので、さっさと解散した。
五条
「僕達もそろそろ帰ろうか。」
A
「そうだね。」
皆が私のために持ってきてくれたであろうお見舞いの品を悟と一緒に片付け始める。
このパンダのぬいぐるみ、絶対パンダさんのだろ。
A
「あ、そうだ。」
「私がいない間、家の事大丈夫だった?」
五条
「あー…ずっとAに付きっきりだったからさ。」
「家帰ってないよ。」
A
「え、全く帰ってないの?」
五条
「うん。」
A
「え、え?」
「逆にどこで寝てたの…?」
五条
「そこの椅子。」
A
「え。」
ケロッと言う悟を思わず凝視する。
もしやこの人ほとんど休んでないのでは?
A
「……逆に体調大丈夫?」
五条
「え?大丈夫だけどなんで?」
*
久々の家は何一つ変わってなかった。
荷物をそこらに放り投げ、ボフッとベットに倒れ込む。
A
「あー、落ち着くー。」
ベットに埋もれている私の横に、荷物を運び込んだ悟も同じように倒れ込んできた。
五条
「あー、久々のベットだー。」
体いってぇー。と、伸び伸びとする悟に思わず笑みが零れる。
五条
「何笑ってんだよー。」
A
「なんでもないよ〜。」
五条
「あー、それにしても我が家が久しぶりに感じる。」
A
「私も同じこと考えてた。」
2人で顔を見合せ、思わず笑った。
*
落ち着く家。
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作者名:mito | 作成日時:2021年1月17日 0時