61 - 番外編 ページ1
【デートに行こうか3】 またどこかへ
*
A
「今日はありがとう。」
夜、ベットの中で今日1日のお礼を言った。
遊園地なんて行ったの久しぶりだったし、高級店にも連れてってくれた。
呪術師をしている普段では中々体験できない事だったから、結構楽しかった。
五条
「どーいたしまして。」
楽しかった?と、私を見ながら聞いてくる。
A
「楽しかったよ。」
その言葉を聞くと嬉しそうに笑う悟。
A
「次から、あーゆーお店行くなら事前に言ってよ。」
「そしたらちゃんとした服着てくし。」
「………なに?」
なんにも反応がない悟の顔を見ると驚いた表情をしていた。何その顔は。
五条
「いや、次からって言ったから…。」
「また僕とデートしてくれるんだ。」
え〜!僕嬉しい!と、さっきより嬉しそうに笑う。
しまった、失言した。と思ったがもう遅い。
五条
「次はどこ行こっか??」
「Aはどっか行きたい所ある?」
A
「…………うるさいなぁもう…。」
楽しそうな悟をほっといて布団に潜り込む。
当たり前の様に次は、と言った自分に驚いた。
もうこの悟との生活が私の中で普通になってるんだ。
そう思ったら、なんだかむず痒く、恥ずかしくなった。
五条
「照れんなよ〜って。」
そう言って、布団の上からがっちりホールドされた。
うわ、身動きが出来ない。
A
「ちょっと!苦しいってば!」
五条
「ふふふ〜。」
こいつぶっ飛ばしてやろうかな。
こっちは抜け出すのに必死なのに笑ってんじゃないよ。
A
「ん〜〜、ぷはっ!」
やっとの思いで布団から脱出をした。
楽しそうに笑う悟をジトーっと睨んでやる。
五条
「かわいい。」
A
「うるさいバカ。」
*
次はどこへ行こうか。
1273人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mito | 作成日時:2021年1月17日 0時