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61 - 番外編 ページ1

【デートに行こうか3】 またどこかへ





A
「今日はありがとう。」


夜、ベットの中で今日1日のお礼を言った。
遊園地なんて行ったの久しぶりだったし、高級店にも連れてってくれた。
呪術師をしている普段では中々体験できない事だったから、結構楽しかった。


五条
「どーいたしまして。」


楽しかった?と、私を見ながら聞いてくる。


A
「楽しかったよ。」


その言葉を聞くと嬉しそうに笑う悟。


A
「次から、あーゆーお店行くなら事前に言ってよ。」
「そしたらちゃんとした服着てくし。」
「………なに?」


なんにも反応がない悟の顔を見ると驚いた表情をしていた。何その顔は。


五条
「いや、次からって言ったから…。」
「また僕とデートしてくれるんだ。」


え〜!僕嬉しい!と、さっきより嬉しそうに笑う。
しまった、失言した。と思ったがもう遅い。


五条
「次はどこ行こっか??」
「Aはどっか行きたい所ある?」


A
「…………うるさいなぁもう…。」


楽しそうな悟をほっといて布団に潜り込む。
当たり前の様に次は、と言った自分に驚いた。
もうこの悟との生活が私の中で普通になってるんだ。

そう思ったら、なんだかむず痒く、恥ずかしくなった。


五条
「照れんなよ〜って。」


そう言って、布団の上からがっちりホールドされた。
うわ、身動きが出来ない。


A
「ちょっと!苦しいってば!」


五条
「ふふふ〜。」


こいつぶっ飛ばしてやろうかな。
こっちは抜け出すのに必死なのに笑ってんじゃないよ。


A
「ん〜〜、ぷはっ!」


やっとの思いで布団から脱出をした。
楽しそうに笑う悟をジトーっと睨んでやる。


五条
「かわいい。」


A
「うるさいバカ。」





次はどこへ行こうか。

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作者名:mito | 作成日時:2021年1月17日 0時

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