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44 - 本編 ページ44

【私の恋心3】 五条side どこまで?





抱きしめている状態で会話を続ける。
Aは、ちっさくて柔らかくて凄く抱き心地が良い。
離したくなくなる。


五条
「…そーいえばさ。」


A
「なに?」


五条
「僕はAの事好きだけど、Aはどうなの?」
「僕のこと好き?」


A
「…えっ。」


五条
「僕が触ってもドキドキしない?」


今まで聞いた事がなかった。
僕がどれだけ好きとアピールしても、彼女はのらりくらりと避けてしまうのだ。


A
「…よくわかんない。」


Aは、眼を伏せがちにそう言った。
…もしかして、あんまり恋愛経験ない?


五条
「…じゃあ、試して見よっか。」


少し、試してみようか。


A
「わっ…!」


ドサッとソファに押し倒す。


A
「ちょっとなにすんの!」


僕の下で顔を赫くして慌てるAは、凄く可愛い。


五条
「そうだなー、まずは頭撫でるのは?」


よしよしと撫でてみるがあまり表情に変化がない。


A
「…ねぇ、なにしてんの?」


五条
「…じゃあハグはどう?」


そのまま、ぎゅっと抱きしめる。
まぁ、これはさっきやったしなぁ〜。
Aの華奢な体、背中に回してきた細い腕。
すごくすごく興奮した。


A
「ちょっと…!」


五条
「うーん、次はキスかな?」
「A、こっち向いて?」


A
「いーやー!!」


お、凄い抵抗するな。


五条
「よーいしょっと。」


手で無理やり僕の方を向かせる。
Aは、眼をぎゅっと閉じたままだ。


五条
「眼開けてよ。」


A
「やだ!」


んー、キスすると怒るだろうな。
指でそれっぽくやってみようかな。
指で柔らかそうな唇に触れる。


A
「ねぇ!!勝手にしないって約束したじゃん!!」


五条
「え?してないよ?今のは指だよ」


騙された?と意地悪く笑ってみる。


A
「……へっ?」


赫い顔をしたAは、ほんの少し残念そうに見えた気がした。


五条
「…そんな残念そうな顔されると困るんだけどな。」


可愛い。


A
「は、はぁ!?」


五条
「てか、こーゆー事勝手にしないで。って…。」
「どこまでがこーゆー事なのか聞いてないな。」
「具体的にどこまでの事なのかな?」
「キス?体を触ること?それ以上?」


A
「え。」


五条
「A可愛い。襲っちゃいたい。」
「いい?」


もっともっとAに触りたい。


A
「ダメだよ!?」





理性頑張れ。

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mito(プロフ) - ハナさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2021年3月7日 23時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - いえいえ!これからも応援し続けさせて頂きます!頑張ってください! (2021年3月7日 18時) (レス) id: 07b8e9cde0 (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - ハナさん» ご指摘ありがとうございます!次回から気を付けて書きたいと思います! (2021年3月7日 17時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 更新頑張ってください! (2021年3月7日 16時) (レス) id: 07b8e9cde0 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 面白いお話ありがとうございます!大変恐縮なのですが真依さんの「依」は「衣」ではなくニンベンのある「依」だと思います。指摘が間違っていたらすみませんがご確認の程宜しくお願い致します。 (2021年3月7日 16時) (レス) id: 07b8e9cde0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mito | 作成日時:2021年1月13日 21時

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