五条家の落し物【呪術廻戦】

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【京都姉妹校交流会2】 サプラーイズ


＊


真衣
「あら、お出迎え？気色悪い。」


釘崎
「うるせぇ、早く菓子折りだせコラ。」
「八ツ橋、くずきり、そばぼうろ。」


A
「私も食べたーい。」


狗巻
「しゃけ。」


東堂
「腹減ってんのか？」


＊


庵
「はーい、内輪で喧嘩しない。」
「まったく、この子らは…。」
「…で、あの馬鹿は？」


パンダ
「悟は遅刻だ。」


真希
「バカが時間通り来るわけねーだろ。」


伏黒
「誰もバカが五条先生の事とは言ってませんよ。」


皆の中では バカ＝悟 なのね…。
悟…どんまい…。
てか、朝早く出たのに遅刻とか何してんだか…。


五条
「おまたー！」


あ、噂をすれば。
何あのでっかい箱は。


五条
「やぁやぁ！皆さんおそろいで。」
「私こないだ出張で海外に行ってましてね。」


パンダ
「急に語り始めたぞ。」


五条
「そして東京校の皆にはコチラ！」


釘崎
「ハイテンションな大人って不気味ね。」


A
「わかる。」


今日の悟はいつもの数倍ハイテンションだ。
いや、朝から随分機嫌がいいと思ってたけど…。


五条
「故人の虎杖悠仁くんでぇーっす！！」


虎杖
「はい！！おっぱっぴー！！」


死んだはずの悠仁が箱から勢い良く飛び出して来た。


釘崎＆伏黒＆A
「……………。」


＊


一番最初に沈黙を破ったのは野薔薇。


釘崎
「おい。」


虎杖
「あ、はい。」


悠仁が入っていた箱を蹴りあげ、


釘崎
「何か言うことあんだろ。」


虎杖
「え。」


恵と2人で野薔薇を見ると目に少し涙を溜めていた。


A
「そうだよ悠仁。なんか言うことは？」


虎杖
「黙っててすんませんでした…。」


＊


生きててよかった。

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