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35 - 本編 ページ35

【京都姉妹校交流会5】 特級呪霊





呪霊を探しながら歩いてたら、前から棘さんが走ってくるのが見えた。


A
「おーい、棘さーん!」


棘さんに近付いて行こうとした瞬間。


A
「なんだ…あれ…。」


棘さんの後ろに感じた、ありえないほどの呪力。


狗巻
「「逃げろ」」


体がビタリと反応し、方向を変えて走り出す。


A
「棘さん!!何!アレ!!」


狗巻
「いくら!明太子!」


A
「あんなん特級レベルじゃん!」





2人で逃げた先に恵と憲紀さんが見えた。


A
「恵ー!!!」


伏黒
「狗巻先輩!A!?」


狗巻
「「逃げろ」」





呪霊の攻撃からひとまず距離を取り、状況を再度確認する。

ふと、辺りがだんだん暗くなりはじめた。


A
「…帳。」


加茂
「何故高専に呪霊がいる。」
「帳も誰のものだ?」


伏黒
「多分、その呪霊と組んでる呪詛師のものです。」


加茂
「何か知っているのか?」


伏黒
「以前、五条先生を襲った特級呪霊だと思います。」
「風姿も報告と近い。」


へぇ〜、呪詛師と組んでる呪霊なんているのか〜。


A
「待って、私それ初耳なんだけど。」


伏黒
「……それは五条先生に言ってくれ。」


A
「よしわかった。」
「後でアイツ締め上げる。」


アイツまじで覚えてろよ。


伏黒
「とりあえず距離をとって五条先生の所まで後退ーー


A
「恵!!」


一瞬で私達の背後に回り込まれた。


狗巻
「「動くな」」


棘さんが動きを止めているうちに各々が攻撃を喰らわせる。


A
「固っ!」


憲紀さんの術や、恵の刀でも傷一つつかない。
これが、特級呪霊か。


花御
「やめなさい、愚かな児等よ。」


なんだこれ、直接頭に響いてくる。


伏黒
「気持ち悪ィな…!」


てか、待って。
呪霊ってこんなしっかり喋れるものなの?
今まで喋れる呪霊なんて見た事も聞いた事もないんだけど…。
えぇ〜、もしかして知らないのまた私だけ??


伏黒
「おい、A!来るぞ!」


花御
「死して賢者となりなさい。」





異次元の強さ。

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mito(プロフ) - ハナさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2021年3月7日 23時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - いえいえ!これからも応援し続けさせて頂きます!頑張ってください! (2021年3月7日 18時) (レス) id: 07b8e9cde0 (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - ハナさん» ご指摘ありがとうございます!次回から気を付けて書きたいと思います! (2021年3月7日 17時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 更新頑張ってください! (2021年3月7日 16時) (レス) id: 07b8e9cde0 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 面白いお話ありがとうございます!大変恐縮なのですが真依さんの「依」は「衣」ではなくニンベンのある「依」だと思います。指摘が間違っていたらすみませんがご確認の程宜しくお願い致します。 (2021年3月7日 16時) (レス) id: 07b8e9cde0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mito | 作成日時:2021年1月13日 21時

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