小さな部屋なのに…… ページ10
滝「ここ?君んち」
作るのみたい!って1つの桜の花を摘んで何故か家(うち)に来た滝沢くん｡
「そうですけど…… 本当に入るんですか?」
滝「うん!」
って興味しんしんで私が生活するあるアパートの一室の前で､早く開けてくれと言わんばかりに待つ滝沢くん｡
「あ、あの……いいですけど…… 汚いんで片付けするから少しここで待っていてください！」
滝「うーん… わかった! でも待ちきれなかったら入っちゃうかも……笑」
「絶対ダメ!!」
そう言って私は慌てて家に入った｡
とりあえず寝室のドア……
服とか置きっぱなしになっている寝室は見られたくない……
1人暮らしの小さな部屋で玄関から1番遠いとはいえ､
そんなに距離のないはずなのに………
滝「わーっ 凄い!!」
はい………?
寝室のドアを閉める前に玄関で声がして…
慌ててドアを閉めて玄関に向かうと、靴箱の棚の上にあるいくつかの写真を見ている滝沢くん｡
その写真はタキツバ時代の滝沢くんの写真ばかりで―――――― っていうか……
「なんで入ってるの!?」
続く
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作者名：sugi | 作成日時：2023年2月28日 21時
