幼馴じみなだけなのに (ページ7)

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楽屋でページ7

side滝沢

『滝沢くんも違うところで努力してるってこと!!』

Aは笑顔で俺にそう言った｡

その笑顔がすごく可愛かった…

って… 俺何考えてるんだろう…｡

翼「----てるのか?」

えっ……

翼「おい! 滝沢聞いてるのか?」

滝「あ、ごめん…笑なんだっけ?苦笑」

翼「お前大丈夫か?疲れてるんじゃない?」

滝「いや…大丈夫…」

そうだった…

俺は今TVの収録で楽屋にいるんだった｡

相葉「えっ何? 調子悪いの､タッキー? 大丈夫?」

近くにいた相葉ちゃんが翼の言葉に反応して聞いてきた。

………っていうか…

滝「相葉ちゃん! 声デカすぎる!! 周りのみんなびっくりしちゃうから…」

そう… 何人かの子が心配そうに俺を見ていた｡

滝「ごめん､みんな… 俺は大丈夫だから」

俺の言葉にみんな安心したのか、それぞれがまた話しの続きを始めた｡

俺は翼の方に向いて聞いた｡

滝「で…なんだっけ?」

翼は､やれやれという顔をして言った｡

翼「この後みんなで飯行こうか､って社長さん言ってるけどどうですか?って…」

あっ…そういう事か｡

滝「翼は行くの?」

翼「もちろん｡みんなも行くって言ってる」

滝「みんな行くの? じゃー行くよ!!」

俺だけ行かないなんて… 無いでしょ…笑