隣家。。 ページ2
sideA
教科書持った。
ノートも持った。
よし!
「行ってきます」
台所にいるお母さんに声をかけた私。
母「はーい。忘れものはない?」
「うん」
そう言って玄関のドアを開けかけた。
母「あ!A、忘れてるわよ。お弁当!」
そう言いながら台所から飛んで出てきたお母さんに私は
「あ、、、苦笑 忘れてた。ありがとう」
―っていうか……
何でうちの中学校はお弁当が持参なわけ………?
お母さんから弁当ヲ受けとった私はようやく外に出た。
滝「おはよう!昼飯の奴が弁当忘れてるのか!笑」
そう言いながら手を振ってニコニコ笑っているのは
「おはよう、滝沢君」
そう。
隣家の滝沢君。
隣だから幼い頃からいつも一緒に遊んではいたけど……
「別に毎日私を待ってなくていいよ」
滝「残念ながら今日は待ってないんだよ! タイミングよく出くわしただけ 笑」
そう言いながら私の頭をポンポンやる滝沢君の手を軽くはらった。
「とか言ってタイミング狙ってたんじゃないの?」
そう言いながら歩き出した私の後ろをあわててついて来る滝沢君。
滝「ちょっと!先に行くなよ!! せっかく待ってたのに…」
「やっぱり待ってたんじゃない!!」
そう言う私を見てケラケラ笑う滝沢君の笑顔がたまにかわい過ぎたりして…… それをカッコいいと思ってしまったりする私って……
どうかしてるよね……苦笑
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エリ - 読み始める前は黄金期かタキツバでデビューしてからの話かと思ったらジャニーズに入る前の話だったから新鮮な感じでした、更新頑張ってください😄 (2022年4月18日 4時) (レス) @page5 id: 8345c6a2ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sugi | 作成日時:2021年6月23日 15時