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警視庁に着いた後、
「A、昨日徹夜してただろ。仮眠室行って来い。」
と、降谷くんに両肩を掴まれ、半ば強制的に仮眠室へ押し込まれた。
眠気なんてないし、残してきた仕事をやりたいのだが、まあ、少しぐらい寝とくか。
なんて思いながら仮眠室のベットに入り目を閉じた。
潜入捜査という私ではない私を演じた為、少々疲れていたみたいで私はすぐに眠りに入れた。
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『ン〜.....』
仮眠から目が覚め、時計を見たら午前0時を半分くらい過ぎた頃だった。
思ったよりちゃんと眠りにつけた様だ。
私は、一度トイレへ寄って顔を洗い、公安の事務所へ戻った。
『おはようございます〜』
ドアを開けると降谷くんの姿はなく、風見さんが死にそうな顔でPCとにらめっこしていた。
「おはよう」
『か、風見さんも仮眠室で仮眠とって来たらどうですか?』
「あ、ああ。そうだな....」
私がそう提案すると風見さんはフラッと立ち上がりドアの方へ歩いて行った。
『あ、あの!風見さん!
降谷くんは何処に行かれましたか?』
「降谷さんなら、一通りの仕事を片ずけて先程退勤した。当分顔を見せないから連絡はメールか電話を使ってくれと言ってたぞ。」
『それって、何をするとか言われていましたか?』
「ん〜そうだな、特に何も言っていなかったが雰囲気からして組織の仕事があるようだった。」
組織の仕事....
バーボンとしての仕事....
車の中で私が感づいた事は間違いではなかった様だ。
『ありがとうございます。
スミマセン呼び止めてしまって、ゆっくりしてきてください。』
「ああ、何かあったら呼べよ。」
『はい』
風見さんを仮眠室へ送り届けた後。
思い出すは車の中でのあの場面。
車内は暗くて、降谷くんの表情は見えなかったが、何かしら声をかけたらよかったのだろうか。
何かできた事はなかったのだろうか。
そんな後悔が、私の頭に中でぐるぐる回る。
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amro(プロフ) - 薮田さんはじめましてコメント失礼します!主ちゃんと降谷さんの関係がとってもよく、テンポもよくて好きな小説です!!これからも更新応援しています! (2018年8月8日 7時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
レン - 面白いよ!ガンバって。うん。 (2018年7月1日 20時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
レン - 確かにデスッ! (2018年7月1日 18時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
バーボン(プロフ) - 降谷さんが所属してるのは警察庁警備局警備企画課ですよ。なので、警視庁ではなく警察庁では? (2018年7月1日 16時) (レス) id: 3bad78ac2e (このIDを非表示/違反報告)
薮田さん(プロフ) - サボねん♪JUMPさん» ご指摘ありがとうございます!先程、訂正させていただきました。見づらい小説ですが、よろしくお願いいたします! (2018年6月23日 10時) (レス) id: ee421a758a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薮田さん | 作成日時:2018年6月14日 3時