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『あ、毛利さん！それロン！！』
小「あへ？」
『純金帯二盃口で〜す！』
私はそう言いながら自分の牌をみんなに見せた。
毛利さんと安室さん、そしてコナンくんは目を点にしてぽかーんとこちらを見てきた。
蘭ちゃんはあまりよく分かっていない様子。
久しぶりにここまで綺麗な上がりを出来て私もにやけてしまう。
「あっ、あち！」
毛利さんはびっくりしすぎて吸っていたタバコを自分の脚へ落とした。
「も〜！ちょっとお父さん！」
慌てて蘭ちゃんが毛利さんへ駆け寄る。
「美里お姉ちゃん、麻雀上手なんだね....」
『ま、まあ。昔、友達と徹夜で麻雀とかしてたからそのおかげかな.....』
えへへ、と照れる。
警察学校時代に、ヒロくんに教わりながら、まっつんやダテくん萩ちゃん、降谷くんと共に卓を囲んで夜通し麻雀をしたものだ......
それも懐かしい思い出......
「まさか、美里さんがここまでお上手な方だったとは、予想外でした。」
『たまたま、運が良かっただけですよ。』
そう。運が良かっただけ。あの頃はみんなにコテンパンにやられてよく自腹切ってジュースを買いに走らされてた。
「だ〜！今日はもうダメだ！解散！！」
毛利さんは今の今まで一回も上がれずに大負けの日だったので、匙を投げた。
『そうですね、明日も平日ですもんね』
という事で、今日はここで解散となった。
「美里さん、よければ家まで送りますよ。道もくらいですし、女性1人じゃ危ないです。」
『えっけど、悪いですよ.....』
「いや、送っててやれ安室。」
断ろうとしたけど、毛利さんが口を割ってきた。
『それじゃあ、お言葉に甘えて....』
「車はアポロの裏に置きっ放しなので、途中まで毛利さん達と一緒ですね。」
そうして私達は麻雀荘を後にした。
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amro(プロフ) - 薮田さんはじめましてコメント失礼します！主ちゃんと降谷さんの関係がとってもよく、テンポもよくて好きな小説です！！これからも更新応援しています！ (2018年8月8日 7時) (
レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
レン - 面白いよ！ガンバって。うん。 (2018年7月1日 20時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
レン - 確かにデスッ！ (2018年7月1日 18時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
バーボン(プロフ) - 降谷さんが所属してるのは警察庁警備局警備企画課ですよ。なので、警視庁ではなく警察庁では？ (2018年7月1日 16時) (レス) id: 3bad78ac2e (このIDを非表示/違反報告)
薮田さん(プロフ) - サボねん♪JUMPさん» ご指摘ありがとうございます！先程、訂正させていただきました。見づらい小説ですが、よろしくお願いいたします！ (2018年6月23日 10時) (レス) id: ee421a758a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薮田さん | 作成日時：2018年6月14日 3時
