優秀な上司を持つと部下は大変です。【降谷零】

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「じゃあ、Aは長生きしなきゃな。」


『ふふ、出来ればドラえもんを実際に見てみたいです』


「その為にも今やってる仕事を早く終わらせて睡眠をちゃんと取るんだな。」


『そうですね〜それにはまずあの上司を倒さなければなりませんね。』


「そんな事を言えるのはココでAだけだな.....」



そう言って2人で笑い合う。
風見さんも公安に皆さんも降谷くんにそうとう揉まれているらしい。



「それじゃあ、俺は先に帰るぞ。
あ、そうだLINE交換しとこうか。なんかあったら呼んでくれ。」


そう言ってQRコードを提示した。


久しぶりにLINEの友達が増えた。


『ありがとうございます、お疲れ様でした。』


「おう、Aも早く帰れよ。」


そう言って風見さんは退勤した。
彼も相当徹夜慣れしてるな。ちゃんと会話できたもん。


『さあ、私もがんばろっ』


風見さんとの会話で、改めて自分の原点を振り返る事ができた気がした。




1人になった事だしいつものやつをやっていいだろうか。


やろう。これをやらなきゃはじまらない。



まずは、前髪をゴムで縛る。


そしてメイク落としシートで顔をふく。
たいしてメイクはしてないけど、念のためね。


その後汗拭きシートを二枚使って身体中を拭く。


Yシャツをまくりボタンを２つあける。


事務所誰も居なくなってからできるこの格好。これが一番集中できる。




夜はまだまだ長い。一気に終わらせるぞー！


そうして自分の作業へ戻った。

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