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風見side
俺が答えようとするとAの方から降谷さんの声がした。
しまった、まだ資料は完成していない。
しかも寝起きだ。そうとう機嫌が悪いだろう....怒られれる事を覚悟する。
しかしどうだろう、Aと降谷さんが仲よさそうに話している。
しかも寝起きの降谷さんの機嫌が悪くない。
いや、どちらかと言ったら楽しそうだ。
そして、なぜかAの手が伸び、降谷さんの顔へと伸びていき、
『降谷くん、痩せた？ちゃんと食べてる？』
なんて話している始末だ。
こうも美男美女が話しているとまるで何かのドラマを見ているようだ。
そして降谷さんの潜入捜査先、ポアロの話までし始める始末。
なぜ彼らはここまで仲がいいのか？
年もきっと離れているだろう？なにか接点があるのか？
まさか元恋人同士？
「あ、あの降谷さん？Aとはどの様なご関係で........？」
会話が区切れた所を見て疑問を2人に問いかける。
「警察学校時代の同期だ。」
そう降谷さんが答えた。
まさか、歳の離れている様に見える2人が同期なんて。
そして、その時の降谷さんの顔が今までに見た事のないぐらい緩んでいて答えと共に、尚一層びっくりする。
「そうでしたか、てっきり.....あ、いやすみません何でもないです。」
「あ？なんだ？」
「いえ、私の勘違いです。」
危ない危ない、びっくりしすぎて思わず考えていた事を口走る所だった。
その後降谷さんは今自分に置かれている状況を一通り話した。
俺も黙って話している事を聞く。
Aは感心した様にその話を聞いている。
どうやらこの人のすごい度合いをAはもう知っている様だ。
そして降谷さんは話し終えた後、
「お前もこれから潜入捜査だ。
偽名を使ってポアロの常連客になれ」
「『は！？！？』」
唐突にそんな事を言う降谷さんに俺までも声を出す。
「あそこには少々キれる子供がいてな。俺だけじゃ手が回らないからお前がその子を調べろ。
しかもどうせお前のことだからポアロの料理を制覇するつもりだったんだろう？」
いや、確かにキれる子供がいる事は前々から聞いていた。
だからと言って新しく移動して来た人を行かせなくても良いんじゃ.....？
いや、きっと降谷さんの事だ。きっと何か考えがあるんだろう。
それかAが相当頭の回転が出来るか。
どっちにしろ、可愛そうの一言につきる。
A、ご愁傷様だ.......。
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amro(プロフ) - 薮田さんはじめましてコメント失礼します！主ちゃんと降谷さんの関係がとってもよく、テンポもよくて好きな小説です！！これからも更新応援しています！ (2018年8月8日 7時) (
レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
レン - 面白いよ！ガンバって。うん。 (2018年7月1日 20時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
レン - 確かにデスッ！ (2018年7月1日 18時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
バーボン(プロフ) - 降谷さんが所属してるのは警察庁警備局警備企画課ですよ。なので、警視庁ではなく警察庁では？ (2018年7月1日 16時) (レス) id: 3bad78ac2e (このIDを非表示/違反報告)
薮田さん(プロフ) - サボねん♪JUMPさん» ご指摘ありがとうございます！先程、訂正させていただきました。見づらい小説ですが、よろしくお願いいたします！ (2018年6月23日 10時) (レス) id: ee421a758a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薮田さん | 作成日時：2018年6月14日 3時
