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風見side
そして現在。
添付されて来た情報もやっとスクロールが終わった。これだけまとめれば降谷さんが戻ってくる時間までには終わりそうだ。
(コンコン)
「失礼します」
ノックと共に女性の声がした。
そして扉が開く。
そこに立っていたのは、
驚くほど透き通る肌に映える赤い唇。モデルかと思うほどの抜群なスタイルで、黒い髪を後ろで縛ってる、少し童顔の女性だった。
『おはようございます。
私、本日付で公安部へ配属になります、警視庁警備部警備現場第二課から来ましたAAと申します。何卒よろしくおねがいします』
女子高生と言ってもバレなそうな外見で、ハキハキとした口調で挨拶をする。
そうか、この人が昨日言っていた新しく異動してくる人か。
「おはよう、俺は風見祐也だ。よろしく。」
俺もつられて挨拶をする。
『えっと....私のデスクはあそこですかね?』
そう言ってAは
昨日、新しい人がくるという事で物置と化しいた所を急いで片付けた机を指差す。
「ああそうだ、そこを使ってくれ。」
『かしこまりました』
そう答えると、持っていたダンボールを机に置いた。
『風見さんは徹夜明けですか?』
Aはいきなりそう話しかけて来た。
そんなに疲れが顔に出ていただろうか?
「あ?ああ、本当は君が来るって聞いてたから帰りたかったんだかな。ちょっといろいろあって......」
『お疲れ様です。良かったらこれ、飲んでください。』
そう笑顔で、コンビニの袋からエナジードリンクを手渡して来た。
「あ、ありがとう......」
突然の事でびっくりしてしまい少しどもってしまった。
菓子パンやおにぎりではなく、エナジードリンクって所がまた面白い。この人も良く徹夜をしているのだろうか。
『あの、風見さん。つかぬ事をお聞きしますが....ここの席の人って.......』
そして、何を思ったか降谷さんの席を指差す。
「ああ、そこh.....
「オレの席だ。」
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amro(プロフ) - 薮田さんはじめましてコメント失礼します!主ちゃんと降谷さんの関係がとってもよく、テンポもよくて好きな小説です!!これからも更新応援しています! (2018年8月8日 7時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
レン - 面白いよ!ガンバって。うん。 (2018年7月1日 20時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
レン - 確かにデスッ! (2018年7月1日 18時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
バーボン(プロフ) - 降谷さんが所属してるのは警察庁警備局警備企画課ですよ。なので、警視庁ではなく警察庁では? (2018年7月1日 16時) (レス) id: 3bad78ac2e (このIDを非表示/違反報告)
薮田さん(プロフ) - サボねん♪JUMPさん» ご指摘ありがとうございます!先程、訂正させていただきました。見づらい小説ですが、よろしくお願いいたします! (2018年6月23日 10時) (レス) id: ee421a758a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薮田さん | 作成日時:2018年6月14日 3時