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P.13 ページ14

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風見side



降谷さんが仮眠室に入ってから2時間ほどたった......俺も睡眠をとりたい。

が、それはできない。

________________


昨晩22時を回った頃。
頼まれていた資料をやっとまとめ終わり、一緒に残業をしていた俺の上司、降谷さんに見せるた。


「降谷さん、頼まれていた資料です。
お手数ですが確認をお願いします。」



急に明日から新しい人が移動してくると言われたから、流石に家に帰って風呂に入りたいところ。
これにOKをもらって上がろうとか考えていた。


が、



「風見。コレは本当に完成した資料か?」


「.....と言いますと......?」


冷や汗をかく。
まだ資料を渡してすらないのに、そんな事を言われるなんて思ってもみなかった。


「今日新しくこの案件の追加情報が手に入ってそれについてお前所へメールしたはずだが?まさかみていないのか?」


降谷さんの目が光る。
この人は今2徹目だ。それも相まって恐ろしいほどの殺気が漂っている。


「今すぐ確認してまたご報告させていただきます..........」


このモードの降谷さんは怖すぎる。

この資料を作り上がる事だけを考えていた俺はメールに目を向けるなんてしなかった。


しかもこの完成間近のタイミングでメールを送ってくるなんて......鬼かよ.......

そのおかげでこのザマだ。目先の事だけを考えているとこうなるな.....ははは.....


俺は席に戻りメールに添付されていた追加の情報をみる。





ど、どんだけあるんだコレ......



スクロールする手が止まらない。


今日は家に帰れなさそうだ.......





そんなこんなで、恐ろしく機嫌の悪い上司と一緒に追加の資料を作った。


朝日が登り始めてきた時、

「風見、ちょっと仮眠室で寝てくる。
なんかあったら呼べ。」


「かしこまりました。」

そう言って降谷さんは仮眠室へ。
俺はやっと緊張から時放たれたようにイスに座ったまま伸びをする。


「さあ、もう少しだ......」


きっとこの資料を仮眠室から戻ってくるまでに終わらせておかないと降谷さんは一層機嫌が悪くなるだろう。


いそいそと手を動かす。

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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amro(プロフ) - 薮田さんはじめましてコメント失礼します!主ちゃんと降谷さんの関係がとってもよく、テンポもよくて好きな小説です!!これからも更新応援しています! (2018年8月8日 7時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
レン - 面白いよ!ガンバって。うん。 (2018年7月1日 20時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
レン - 確かにデスッ! (2018年7月1日 18時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
バーボン(プロフ) - 降谷さんが所属してるのは警察庁警備局警備企画課ですよ。なので、警視庁ではなく警察庁では? (2018年7月1日 16時) (レス) id: 3bad78ac2e (このIDを非表示/違反報告)
薮田さん(プロフ) - サボねん♪JUMPさん» ご指摘ありがとうございます!先程、訂正させていただきました。見づらい小説ですが、よろしくお願いいたします! (2018年6月23日 10時) (レス) id: ee421a758a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:薮田さん | 作成日時:2018年6月14日 3時

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