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私は声のする方に首を向ける。




そこにはそう、




警察学校時代の同期で、



恐ろしいほど顔の整っている



憎たらしいほど完璧な、




『降谷零』が立っていた。





『おはよう、ございます...........』


もしかしたらいるかもしれない、くらいにしか思ってなかった。
ちゃんと心の準備をしてくれば良かった。
とりあえず挨拶をするしか言葉が出て来なかった。



「ああ、おはよう」



降谷くんは、それはそれは清々しい笑顔で挨拶を返す。

警察学校時代の同期とは言え、お互い忙しく、久しく会っていない。



『久しぶりだね、元気してた?』


とりあえず当たり障りのない挨拶。



「まあ、ぼちぼちだ」



そうヘラッと笑う降谷くんの顔を見つめる。


私は降谷くんの顔へ手を伸ばした。
そしてそのま降谷くんの顔をペタペタ触る。
うん、やっぱりそうだ。


『降谷くん、痩せた?ちゃんと食べてる?』



降谷くんは一瞬驚いた表情を見せたが
すぐにいつも通りの顔にもどり


「まあ、ぼちぼちな」


さっきとは違う、少し懐かしい笑顔を見せてくれた。
それを見て私は少し安心した。
まだ彼は笑えてる、って。



『ぼちぼちってなんだよ』

私も笑う。


「ぼちぼちは、ぼちぼちだよ。」

『もーちゃんと食べなきゃダメだよ。
あ、そうだ』



私はふと、昨日行った喫茶店の事を思い出した。



『私おいしい喫茶店みつけたんだ!昨日!!
なんて言ったけなぁ〜米花町にある.....アポロ?だったけな、そんな感じの名前の.......』



「ポアロな」



『ああ!それそれ!!!
........ん?降谷くんも知ってるの?」



「知ってるも何も俺はそこでバイトしてるからな。」







『へあ?』


思っても見なかった返答に変な声がでる。

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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amro(プロフ) - 薮田さんはじめましてコメント失礼します!主ちゃんと降谷さんの関係がとってもよく、テンポもよくて好きな小説です!!これからも更新応援しています! (2018年8月8日 7時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
レン - 面白いよ!ガンバって。うん。 (2018年7月1日 20時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
レン - 確かにデスッ! (2018年7月1日 18時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
バーボン(プロフ) - 降谷さんが所属してるのは警察庁警備局警備企画課ですよ。なので、警視庁ではなく警察庁では? (2018年7月1日 16時) (レス) id: 3bad78ac2e (このIDを非表示/違反報告)
薮田さん(プロフ) - サボねん♪JUMPさん» ご指摘ありがとうございます!先程、訂正させていただきました。見づらい小説ですが、よろしくお願いいたします! (2018年6月23日 10時) (レス) id: ee421a758a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:薮田さん | 作成日時:2018年6月14日 3時

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