検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:46,294 hit

好きな人 ○YOUNGJAE○ ページ37

みんな気づいてないのかな。

僕たちに会った時のAちゃんの視線。



いつだってジュノンを探してるんだ。


いつもAちゃんを探してるからわかる。

言わなくてもわかる。

Aちゃんの好きな人はジュノンだ。

自分で気づいていないだけで、すぐに気づくと思うし

両想いなのは目に見えてる。






YJ『ちょっとトイレ行ってきます』

HC『おう...』






ヒョンたちはAちゃんの好きな人をずっと考えてる。

デヒョンは気づいてんじゃないのかな。




用もないのにトイレに来た。

絶対、ジュノンに決まってるのに

「僕じゃないんだ」って顔しながら作り笑いしてるジュノンを見てるのが腹立たしかった。



さっきだって、そうだ。

Aちゃんは、ハグしたジュノンの背中を叩いていたけど

俺には手を回してくれなかった。

結構きたんだよ、あれ

痛かった、心が。

やっぱり俺じゃないなーって

思った。






YJ『はあ...』






たぶん好きなんじゃないかなと思った。

でも

好きになってた。

失恋じみたこの感じ、いつぶり?

胸が痛い。

面と向かってフラれたわけじゃないし、面と向かって気持ちを伝えたわけじゃない。

でも、今伝えたところでどうなる?

困惑させるだけだ。

だったらずっと黙っていたい。

ジュノンが伝えるまで。

そしたら俺も言うよ、過去形でね。

あいつのことだから、絶対ぐずぐずするに決まってるから

一刻も早く、くっつけてやりたい。

Aちゃんのことも、ジュノンのことも、好きだから。






YJ『うっわ、ひでえ顔』





強がってそんなこと考えて、口角もまともに上がらない笑顔を作る自分は、鏡越しでも気持ち悪かった。




DH『何、もう終わったみたいな顔してんの』

YJ『デヒョン』

DH『フラれたわけじゃないじゃん』

YJ『フラれたようなもんじゃん』

DH『じゃあ俺と付き合う?』

YJ『黙っとけ』

DH『そんな落ち込むなって。まあ誰かさんが落ち込んでんの見ると腹立つ気持ちもわかるけど』

YJ『鈍感すぎるんだよ、どっちも』

DH『付き合うようにサポートする?』

YJ『それしかないじゃん』

DH『ヨンジェがそうするなら俺もそうするよ。けど、今は強がらなくていいんじゃん?』

YJ『...』

DH『でももう出発するから、今は泣かないで』

YJ『わかってる』





とか言いながら

だんだん視界がぼやけてきて

俺って弱い奴だなあって

思った。

悪くない→←好きな人 ○ZELO○



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
設定タグ:ZELO , 恋愛 , B.A.P
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - odenさん» ありがとうございます^^更新頑張りますねbb (2014年6月30日 20時) (レス) id: 844e6e4fff (このIDを非表示/違反報告)
oden(プロフ) - 前作の時からファンです♪ 読んでてキュンキュンしますー(*´∀`*)更新楽しみにしています(((o(*゚▽゚*)o))) (2014年6月30日 19時) (レス) id: cf1c5654c3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ぴろさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2014年6月12日 19時) (レス) id: 844e6e4fff (このIDを非表示/違反報告)
ぴろ - すごく面白いです!!!毎日更新楽しみしてます(^^) (2014年6月10日 15時) (レス) id: 7ffd02ed3b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - のんさん» 読んでいただきありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくお願いします^^ (2014年6月7日 22時) (レス) id: 844e6e4fff (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2014年6月2日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。