シェアハウス大ピンチ！* ページ8
※下痢表現があります。苦手な方はUターンをお願いします。
2.小野寺さいど
相葉ちゃん大丈夫かな。昨日のロケの後、思いっきり楽屋で戻しちゃったから。今日の仕事、本当は休みたかったんだけどどうしてもダメで。あー、心配…。
今は仕事の休憩中。スマホで色々検索していたらヨコから連絡が来た。
小野寺「もしもし」
『今大丈夫？』
小野寺「うん。どうしたの？」
『相葉ちゃん、結構しんどそうで。Aのこt…』
小野寺「なに！？相葉ちゃんが私のこと呼んでるの！？今すぐ帰る！待ってて！！！」
Aったら心配性だなぁって笑うのが聞こえるけど関係ない。私は相葉ちゃんが心配なんだ！スタッフさんに事情を説明して車に乗り込んで、法定速度ギリギリで走って大急ぎで家に帰った。
小野寺「ただいま！相葉ちゃんは！？」
二宮「おかえり。とりあえず落ち着きなさい(笑)リビングのソファーで休んでるよ。まずは手洗いうがいね」
わかってる！って洗面所に走る。手を洗ってうがいして、リビングに向かった。
小野寺「ただいま。相葉ちゃん、A帰ってきたよ〜」
相葉「A〜🥺」
泣きそうな顔で私に抱きついてきた。体熱いなぁ。熱どれくらいなんだろ。
小野寺「ねえこの人めっちゃ体熱いんだけど熱何度なの？」
松本「37.9℃。でもさっきから寒がってるから上がってると思う」
小野寺「あらぁしんどいね…」
赤ちゃんをあやすように体を揺らしていると、私に強くしがみついた。お腹きちゃったかな。相葉ちゃんを抱えあげてトイレに連れて行く。便座に座らせると激しく下し始めた。限界まで背中を丸めて苦しむ相葉ちゃん。しんどそうだな…。
小野寺「お腹しんどいね。湯たんぽ当てようか」
頷いたのを確認して、シェアハウスのグループにLINEを送る。しばらくすると、ヨコが湯たんぽを持ってきてくれた。
横山「お待たせ。一応飲み物と毛布も持ってきたで。はようよくなるとええな」
小野寺「さっすがヨコ気が利く！ありがとう。相葉ちゃん湯たんぽ当てるよ。背中に毛布もかけておくね」
相葉「ありがと…」
腰の辺りをさすること数分。ようやくお腹が痛いのも下すのも落ち着いたみたい。ぐったりと私にもたれかかってきたからなんとか支えて色々して、トイレから出た。
小野寺「ただいま」
櫻井「お疲れ。相葉くん顔色悪いねえ…」
小野寺「結構お腹下しちゃってたししんどそう…」
ソファーに寝かせて毛布をかける。少しでも良くなりますように。
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作者名：はるか | 作成日時：2022年1月11日 14時
