れっつしぇあはうす！(ars、∞)【１】 (ページ4)

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二宮和也 A型インフルエンザページ4

※会話文が多くなります。ご了承ください。

2.二宮さいど

あー、これはやばいな。朝起きた瞬間、頭と腰に激痛が走った。腰痛はよくなるやつとして、この頭痛はなんだ…？起き上がるとぐわんと景色が揺れてしまって、目を開けるのもしんどい。これ、自分が思っている以上に重症なのかも…。

このままこもっているのもどうかと思って部屋を出る。自分の発した声があまりにも弱くて、ほぼ同じタイミングで部屋を出てきたAに二度見された。

小野寺「うっわ顔色悪い！体調悪いんでしょ？部屋戻るよ」

ほらほらってAに部屋に押し込まれて、あっという間にさっきまでいたベッドに横になっていた。

そこからもどんどん体調が悪くなっていって、気付いたら病院に。インフルエンザらしい。この腰の痛み、いつものじゃなくてインフルが原因だったのか…。

二宮「しょーちゃん、点滴終わった…」

櫻井「ほんとだ。先生呼ぼうか」

先生に点滴を抜いてもらって家に帰る。帰りの車はAの運転。彼女の安全運転のおかげで帰りも酔うことなく家までたどり着けた。

いつの間にか寝ていたみたいで、目が覚めると部屋のベッドで横になっていた。

二宮「んんー…」

小野寺「おはよう。体調どう？」

二宮「まだ腰も頭も痛いけど、ちょっと体軽くなったかも…」

櫻井「寒気はする？」

翔ちゃんの言葉に、首を横に振る。熱い…とまではいかないけど、寒気はもうなくなった。じゃあ少し冷やそうかって、Aがおでこに冷えピタを貼ってくれた。熱を吸収されるのが気持ちいい。意識が遠くなってきたし、このまま寝ちゃおう…。

…うぅ、熱い。全身が熱くて、全ての関節がキシキシと痛む。汗に濡れた服が気持ち悪くて目を覚ますと、Aと相葉さんが必死に汗を拭いてくれていた。

小野寺「あら、目覚めちゃったか。体起こせる？汗すごいし、着替えよう」

相葉「はい、ばんざーい」

一人で着替えられるって思ったんだけど、自分のものではないみたいに力が入らなくて、結局2人に任せっきりになってしまった。

相葉「よし、終わり。冷えピタ替えるね。頭の下氷枕敷くよ」

おでこに新しい冷えピタ、頭の下には氷枕。他にも太ももとか首とか、太い血管があるところを保冷剤で冷やしてくれて。

熱が吸収されることで関節痛もなくなってきて、重たいまぶたに従って目を閉じた。このまま熱下がりますように…。