れっつしぇあはうす！(ars、∞)【１】 (ページ2)

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二宮和也 A型インフルエンザページ2

1.小野寺さいど

…あー、よく寝た。ベッドサイドの時計を見ると8:00すぎ。キッチンの方からいい匂いがするし、お腹空いてきた。

部屋を出るとほぼ同じタイミングでニノも出てきたから一緒に下りようと思ったんだけど、彼の発した声があまりにも弱々しくて二度見してしまった。

視界に入ったニノは血の気のない、でも頬だけ赤い病人の顔をしていて。無理やり部屋に押し込んでベッドに寝かせた。

小野寺「はい、ベッド着いたよ。どこしんどい？」

二宮「頭痛い。あと、腰も…」

頭と腰を撫でると熱い体温が伝わってきた。熱高そう…。

Aニノ、体調崩しちゃって。誰か看病道具持ってニノの部屋きてくれない?
相葉今いくから待ってて!

ありがとうとスタンプを送って相葉ちゃんが部屋に来るのを待つ。少しして、色々腕に抱えた相葉ちゃんが部屋にきた。

相葉「お待たせ。これくらいで大丈夫そう？」

小野寺「うん。ありがとう。ニノのことは私看てるし、相葉ちゃんは朝ごはん食べてきな。今日仕事早いんでしょ？気をつけて行ってきてね」

相葉「はーい！行ってきます！」

物凄いスピードで部屋を出て行った。ほんっとに足速いな…(笑)よし、まずは熱測るか。

小野寺「熱測るよ。ちょっと冷たいけど我慢ね？」

熱を測ると37.4℃。寒そうにしているってことはまだ熱が上がるんだろうな。毛布をかけて体をさするけど、まだ寒そう…。様子見てもっとひどくなるようだったら病院かな。

ニノが眠れているのを確認して病院を調べたり飲み物を用意したり。あどけない寝顔につられて寝落ちしそうになったとき、突然ニノが大きく咳き込んだ。

小野寺「おっとっと。急にきてびっくりしたね。ほら、おいで。背中さすってるから落ち着こう。大丈夫だよ」

背中をさすったりトントンと叩いたり。しばらくすると落ち着いたみたい。私の肩に重みがかかった。体、めちゃくちゃ熱い…。もう一度熱を測ると39.1℃。

普通の風邪ってこんな一気に熱上がる？インフルかな。とりあえずこの高熱を放っておくのも心配だし、病院連れて行こう。

LINEをすると、翔ちゃんから運転できるよって返信がきた。既読だけつけてニノを毛布ごと抱え上げる。腰痛持ちのニノ。腰の痛みが悪化しないように気をつけて運んだから結構大変だった。

文字数危ないので次行きます！by作者。