告白はLOVE or LIE!?【橙】 (ページ6)

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それから仲良くなるのには時間がかからなかった

それもそう

彼は私がファンじゃないと安心した

そして、私は彼のことをなんでも知っていたから

彼にはきっとされて嫌なことや自分の好きなものが

似ていて気の合うように感じたんだと思う

.

程なくしな引っ越した私たちは家を近くに借りて、お互いこの知らない地で助け合おうって

友情って感じ丸出しの約束をした

.

彼と友達としてご飯を食べたり

お互いの家に行き来したり

ゲームをして、バラエティで笑って

仕事で辛いことや楽しかったことを話しているうちに

.

私はもうあっさり彼を好きになってしまった

今まで犬みたいで甘えただと思っていたアイドルの彼じゃなくて

辛くて私が泣いた時は黙って隣で背中を叩いてくれて

ゲームで疲れて寝てしまった私をいとも簡単に抱き上げて布団に運んでくれて

新しく入ったグループについて行こうと必死で

毎日毎日夜遅くまで頑張っていて

そんな、かっこよくて男の人の部分を知って

私は好きになった

.

そして

好きになればなるほど

ついてしまった私の嘘に胸が痛くなって

.

好きになればなるほど

彼から、私のこの気持ちから

逃げたくなった