「岩本さん。（岩本照）」

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立ちあがろうとしたとき、両肩をグッと押さえつけられた。




深澤「待ってて、俺が出てくる。照のリアクション見たいから」




「ふふ、はい」




ちょっと経った時、深澤さんが部屋に戻ってきた。その後ろにはひーくん。




私の姿を捉えた途端、ひーくんがフリーズした。




『…………』




「…………」




え、もしかして変！？




深澤「おーい、ひかるー？」




ひーくんの目の前でひらひらと手を振る深澤さん。それでも応答なし。




『………っかわいい…………』




「…へ、」




深澤「んは、(笑)」




渡辺「流石俺」




『……やばい、まじかわいい、本当誰にも見せたくないんだけど。え、やばくね？めちゃくちゃかわいいじゃん』




「、ちょ、ストップ、！」




恥ずかしいよ！！！




『うわ、俺より先にお前らに見られたとか最悪なんだけど』




深澤「照許可出したじゃん」




『こんなにかわいいと思わねえじゃん。いやいつもかわいいけど』




渡辺「うるさ」




深澤「じゃ、俺ら帰るねー」




『てか、ふっかなんかした？』




深澤「見てた。あとお話ししてた」




『絶対来なくてよかったじゃん！』




深澤「ひー怖、帰ろ翔太」




渡辺「……もしやお前」




深澤「送って💜」




渡辺「はあー………マジキモ」




深澤「え！？翔太くん酷い！」




渡辺「じゃな、楽しめよ」




『おう』




「あ、ありがとうございました！」




わーわー言いながら出ていく2人を、呆然と見つめているしかなかった。

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