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俺なにやってんだろ。

イラついたからってやっていいことと悪いことの区別ぐらいできるつもりだったのに

でもあいつが悪い

女だということ、俺らが男だということをちっともわかってない

いくら力が強いとか言ったって所詮は女の力。俺らにかなうはずがない。

馬鹿すぎて、素直すぎて

笑えてくる。壊したくなる。


俺らに何を言われても必死に涙を堪えていたあいつがさっきは涙を流した。

見えないところでなんか泣かせない

泣かせるなら俺が泣かせたい

でも泣いてるとイライラする

はぁ…意味わかんねぇ


でも、
認めるつもりはさらさらない

周りが認めても俺だけは絶対に


あんなか弱い女に
踊り切れるはずがない。

やれるもんならやってみろ


今更帰りたいなんて言ったって

帰らせるつもりなんかないから

「カイ…Aちゃんは?ご飯食べないの?」

「あ…部屋にいたよ。いらないって」

とっさについたウソ。泣いてるなんて言ったらきっとDOヒョンやスホヒョンが見に行く

「そっか。ならいいんだけど。泣いてたりなんかした」「泣いてなんかなかったですよ」

「そ、そっかならいい」

ヒョン達が疑いの目を向けた気がしたけど

気にせず冷蔵庫からジュースを取り出して喉を潤した。

ふと、あいつの泣き顔と色白の肌を思い出して
イライラするような胸が締め付けられるようなそんな気持ちになった。

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- 更新頑張ってください! (2014年3月23日 21時) (レス) id: d694b159f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まうむ | 作成日時:2014年1月28日 22時

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