１日パパ体験?!(ｵｰﾙｷｬﾗ夢、赤ちゃんと戯れるお話) ページ21
ある休日の朝、朝食も食べずに慌てて出掛けていったAが、何故か一時間も経たない内に帰ってきた。
談話室でおかえり、と出迎えたはいいのだが、その姿をみてその場にいた全員が言葉を失った。
何故なら、小さな赤ん坊を抱いて、大きな荷物を抱えて帰ってきたからだ。
太一｢かかかかか、監督先生？！｣
一成｢も、もももしかして、監督ちゃんの子？！｣
真澄｢…相手、どこ。｣
綴｢やめろ！真澄！目が怖い！｣
至｢まさかの裏ルート、キタコレ。｣
『いやいや！私の子じゃないよ？！』
臣｢おーらおら、皆落ち着け。監督、その子どうしたんだ？｣
『えっと…これには訳がありまして…』
そう前置きして、話始めた――
友人｢A！お願い、１日この子を預かって！｣
『え？！私、赤ちゃんなんてお世話したことないよ？！』
友人｢おむつ変えたり、遊んだり、ミルクあげるだけだから大丈夫！預ける予定だったとこにドタキャンされちゃって…舞台の千秋楽、空けるわけにいかないし…。お願い、頼めるのアンタしかいないのよ。｣
『わ、わかった…やってみるね。』
友人｢ありがとう！夜中になると思うけど、迎えに行くから！｣
『うん。とりあえず、舞台頑張ってね！』
友人｢ありがとう！A！｣
――――
『…というわけで、１日預かることになりました。』
左京｢…はぁ、どこまでお人好しなんだ、お前は…｣
頭を抱える左京と監督らしいと笑うみんな。
『ごめんなさい…皆に迷惑かけないように、自分の部屋で面倒見るので…』
そういって荷物と赤ん坊を抱き、部屋へ向かおうとした彼女から、綴が赤ん坊を、十座が荷物を取った。
綴｢一人でとか大変でしょ。皆で面倒見ましょうよ。これだけ人数いるんだし。｣
十座｢荷物持ちくらいならできる。｣
三角｢赤ちゃんかわいい〜。｣
至｢まぁいいんじゃない？１日くらい。ね、左京さん？｣
左京｢はぁ……。まぁ、預かったからには責任もって世話しろよ。｣
『皆…ありがとう！！』
ということで、いつもと違う１日がスタートするのだった――
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作者名：宇宙 | 作成日時：2018年6月29日 11時
