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学 ページ9
ab side
今日も、変わらない生活を送る
朝起きたら昨夜回しておいた洗濯機を開け洗濯物を干す
朝ご飯を自分で作り、使った食器を洗う
基本義両親の朝は遅いから、この1人の空間は唯一落ち着く時間だった
ああ、掃除機もかけなきゃ。
いつものように部屋の隅々まで掃除をかける
少しでも早く家を出たくて、家事を終わらせた俺はすぐに学校の準備を始める
学校は家のことを気にする必要のない空間だから、とても落ち着く
こうして学校に通わせてくれる義両親には一応感謝している
たとえそれが世間の目を気にしての事だとしても、事実として問題なく高校生活を送れているから気にしていない
まだ誰も来ていない教室に着き、自席に座った
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作者名：ゐ月 | 作成日時：2020年4月20日 9時
