ただ愛する仲 Ⅳ【Hikaru.I】 (ページ6)

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亮「もう個人業務なんでしょ？
　すっごいなぁ…実力高めすぎ！」

そんな可愛い顔で睨まれても、怖くない。
と、見覚えのある後ろ姿。

『…来てたの？』

照「っ、」

『そんなにびっくりする？
　 …追悼公園の設計を任された。』

照「…よかったな」

『言い出しっぺの一抜けは許さないからね？
　一緒にやるの！』

照「ぁ、あ、丁度いい所に！！！
　ふはは、電話しようと思ってたんだよ！」

いきなり麗華さんの腕を掴んで奥に入っていった。
…あれは逃げたな。

蓮「…え、つまみ食い？
　追いかけなってやばくね？」

『いや、あれは私に見せつけてるの』

蓮「自信やべぇ、命取りじゃん！
　あんなに仲良く出てったのに」

『目が…笑ってなかったもん。ばればれ。』

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おばあさんと最後に会話をした時。

「店の前に商店があるの、
　猫の餌はそこから持って行って
　最後まで面倒見なきゃ！
　照とマリが交代で餌やりするから
　水曜日に行ってあげて」

「夜道は危険だから、照と行くのよ」

野良猫の心配をしていたのに、次の日には…

その約束を果たすべく、猫の餌と
桃の缶詰を手にとっておばあさんのお店に。

「『…あ』」

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