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照 side
どうやら経費削減のために
ちょくちょく確認作業を飛ばすようだ。
…そんなんでいいのかよ。
「そっくりですね」
照「…何がっすか」
担当でもない資材の確認を済ませると
後ろから気品に溢れた人が一言かけて、どこかへ行った。
人違いか、と勝手に解決して事務所に戻った。
きっとここにある資材は悪質。
深澤代表に知らせた方がいいはずだ。
【画像を送信しました】
悪質な資材を定価で手に入れてる
照「…このアイスは？」
「あぁ、建設模型士のお嬢さんが差し入れしてくれた
というか昨日はどこにいたの？」
その質問には答えず、笑みを零しながらアイスを頬張った。
照「…良いこと考えた」
「え、そのアイス全部食うの！？」
照「文句ありますか？甘党なんで」
頭がくらくらする冷たさにやられながらも
彼女からのアイスを完食。
そして写真を撮って、送信した。
ー
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作者名：あんむ（みし）
| 作成日時：2021年9月19日 20時
