終わらせる優しさ 美勇人side ページ10
そこには彼女がいてお互い声が出た
イケメンって有名な田中樹も挨拶して来て
北斗はよおって迎え入れてくれた
なんか居心地悪くねえなって落ち着いて
自己紹介で大体
樹と北斗がAちゃんの面倒みてて樹がまとめてんだなってわかった
北斗は俺に最近バンドどう？なんて聞いてきて
なんかそんなの久々で俺も1年の時みたいに北斗と気楽に話してた
彼女は天然なのか素直なのかやっすーにトンチンカンなことを聞いていて
北斗に叱られてすぐに北斗はまた俺との会話を再開した
女嫌いなはぎちゃんもAちゃんには普通に接してて
北斗がお前最近元気なくねーなんて鋭いところ触れてきた
俺はまあなって素直に返事するとあんまややこしく考えんなよって笑う
北斗ってそんな顔して笑えたんだ俺は初めて知った
部屋割りを心配するやっすーに
北斗と樹は気にしないでってやんわり言ったけど
俺らはすぐあーAちゃんは
樹と北斗にとってすげえ大事な子なんだって思って
そんな3人の関係ってなんかいいなって思ったんだ
中学の友達と集まってると帰り道さなぴーが
「美勇人ちゃんと終わらせるのも優しさだ」
そう言ったんだ
俺は夜まゆを呼び出したけど来なくて
次の日の朝通学路で待ち伏せしてまゆを捕まえた
しっかり理由を説明して別れたいと言った俺に
そんなことでなんで？
って彼女は俺を問い詰める俺にとってそんなことじゃないんだと
「ごめん」
そう言うと彼女は
「さいてい」
俺の頬を引っ叩いて去って行く
重いながら好きだった子をフルのは辛い
聞き覚えのある声がして
そこにはこはくちゃんが立っていた
あー見られたかなんて思うと
左頬にあったかい物が触れた
優しい顔で座ろうなんて言ってくる彼女はなんにも聞かないしおまけに興味がないと言う
さなぴーフラれるよりフルほうがいてぇな
彼女は俺の前にしゃがんで俺の左胸に手をあてる
「ほっぺなんかよりもさここが痛いんだよねここが苦しいんだよね頑張ったね」
ドキッとするじゃん
「ずりぃ」
俺は彼女を腕の中にスポッて包んで
「ちょっとだけ」
俺は彼女に惹かれてるのか？
あれから彼女の乗りたいと言ったブランコに付き合ったり少し話したりして時間は経って
彼女の教室に送り届けてまた後でと言った
教室に入るとはぎちゃんは心配そうな顔で俺を見て
今日は集合かけますか？なんてやっすーが俺ににっこり笑った
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Milk-tune aran(プロフ) - はじめまして、非常にメンバーの特徴が捉えられてて面白いです!!更新頑張ってください！ (2017年12月29日 23時) (
レス) id: 910b751467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぅ
| 作成日時：2017年12月22日 23時
