変化 大我side ページ29
北斗は俺らのいる高校とは別の高校を選択する
そんな予感がしてて
北斗の鞄からチラッと見えた進路用紙で予感は的中した
北斗がトイレに立った隙に
北斗の鞄の近くにスマホを置いて
樹にそれを取るように言った
樹は全くもう京本くんは〜
なんて言いながら動きが止まって
北斗の進路用紙を一瞬見つめた後
元の樹に戻り俺にスマホを渡した
数日後樹はみんなの前で高校変えると
俺に北斗は必要でみんな大好きだけど北斗も大好きだと言った樹は本当に真っ直ぐで
勉強苦手なくせに必死に頑張って北斗と同じ高校に入学した
なのに神様は意地悪で
樹と北斗は見事にクラスが違った
高校に入っても北斗と俺の関係は平行線で
樹と北斗は2年でやっと一緒のクラスになれた
ジェシーや慎太郎は北斗たちの学校は見事に偏差値が足りなくて
樹の頑張りに脱帽してた
北斗たちが2年になって少しした時
やたら悔しそうな北斗が俺らの前にやってきて
お手上げだと呟いたっきり顔を伏せてた
みんなは
は？って顔してたけど
それからだいぶ遅れて樹が来て
顔を伏せてる北斗を遠くから見つめて
困った顔で微笑み中に入ることなく帰っていった
俺は初めてそんな不器用な樹を見たし
俺は初めて北斗が頭を抱えてるとこをみた
それからも時たま会う北斗は前よりもっと笑うようになったし
前よりもっと楽しそうに見えて
なんで北斗はちょっとずつ変化してるのか少し気になってたんだ
そしてある日全員で集まるのはちょっとだけちょっとだけ久々ってこともあり
樹と北斗を迎えに行くと言いだしてきかない
ジェシーと慎太郎を連れてあいつらの高校へ行った時
初めて俺は北斗を悩ませる
その正体に直面したんだ
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Milk-tune aran(プロフ) - はじめまして、非常にメンバーの特徴が捉えられてて面白いです!!更新頑張ってください！ (2017年12月29日 23時) (
レス) id: 910b751467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぅ
| 作成日時：2017年12月22日 23時
